準富裕層の年収の目安はいくら以上なのか?年収と金融資産額を比較して検証!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「収入」です。

 

今回は準富裕層は年収にするとだいたいどのくらいなのかということを調査していきます。

 

過去に富裕層の年収の目安はいくら以上かという記事を書きました。

 

その際に富裕層だとおおよそ割合だけで計算すると、年収1200万円~年収1300万円ぐらいが富裕層の範囲の割合にあっていました。

ただ本来は年収2000万円以上ぐらいになってくるとおおよそ富裕層といえる確率が上がってくるということであり、年収3000万円を超えるとある程度の確率で富裕層といえる条件になり、ほぼ確実に富裕層といえるのは年収5000万円程と述べました。

年収1200万円~年収1300万円だとまだ確率で言えば富裕層といえる範囲ではないかもしれないのですが、一応切良い数値として富裕層の入口として年収1000万円という結論を定義しました。

 

なので、富裕層の入口の定義は年収1000万円です。

 

そう考えるとその下に当たる準富裕層の人たちの年収というのはどのくらいになるのかということです。

前回定義した年収1000万円未満がおそらく対象となってくると思われますが、今回その点を調査していきます。

 

■準富裕層の割合

 

ではまず準富裕層以上の割合を見ていきましょう。

 

超富裕層:8.4万世帯

富裕層:118.3万世帯

準富裕層:322.2万世帯

アッパーマス世帯:720.3万世帯

マス世帯:4203.1万世帯

 

合計 5372.3万世帯

 

となっています。

 

この中で超富裕層、富裕層、準富裕層を合計すると、448.9万世帯となります。

 

合計5372.3万世帯から448.9万世帯を割り算すると、、、

 

8.355825251%となります。

 

つまりおおよそ8.3%程の方が準富裕層以上ということになります。

 

富裕層以上が約2.3%程でした。かなり少ない確率でした。

 

今度は1つ下の準富裕層以上で確率を計算しましたが、それでも約8.3%程という少なめの数値です。

準富裕層という条件であっても多くの方にとっては決して楽な基準ではないということが分かりますね。

 

■年収の割合と準富裕層以上の割合を比較

 

では年収の階層別の割合を確認してみます。

 

年収の割合と先ほどの富裕層以上の割合8.3%とを比較していきます。

 

(※年収の割合が必ずしも準富裕層の世帯資産保有額が5000万円以上とリンクするわけではないですが、一応分かりやすい目安の基準としてとらえています。)

 

 

ではこのグラフの中で一番上の年収2500万円以上から順に合計していきますと、、、、

 

年収800万円~年収900万円のところで合計が約8.9%となりました。

 

おおよそ先ほどの約8.3%に近い基準となっています。

 

もし年収の割合だけを基準で考えると、準富裕層の年収の目安の基準は

 

年収800万円以上となります。

 

富裕層は計算上では年収1200万円~1300万円程で計算上で切よくするために年収1000万円以上が富裕層の基準としましたが、準富裕層は年収800万円となるので、数値だけを見ると200万円程下がるということになりました。

 

■金融資産保有額

 

では年収800万円以上あれば準富裕層といえるのでしょうか?

 

富裕層の時と同じく金融資産保有額で確認していきましょう。

 

準富裕層は金融資産保有額が5000万円以上~1億円未満となっています。

 

では以下の表を確認します。

年収別の金融資産保有額です。

 

今回は二人以上世帯の金融資産保有額で金融資産非保有世帯を含むを対象としていきます。

 

※とある金融資産保有額の表を引用させていただきました。

 

 

年収800万円あたりとなると、この表だと年収750万円~1000万円未満の階層が対象となってきます。

 

では年収750万円~1000万円未満の階層の金融資産保有額の平均値は、、、、2,032万円となっていました。

 

この数値は一番下のマス世帯の3000万円未満という基準になってきます。なので、まだとても準富裕層の基準には及んでいません。

 

この表の数値だけで考えると年収800万円あったからと言って必ずしも準富裕層の基準をクリアしているとは言えないことが分かります。

 

出は以下の別の表を見ていきます。

一般表現 意味 年収 純資産 割合 その他(野村総研用語)
超上流層 5億円~ 0.10% 超裕福層
アッパークラス 上流層 2,000万円~ 3億円~ 2% 裕福層
アッパーミドル 中上層 800万円~2,000万円 5000万円超~3億円 16.80% 準裕福層
ミドルクラス 中間層 500万円~800万円 1000万円超~5000万円 17.10% アッパーマス層
ロウアーミドルクラス 中下層 300万円~500万円 300万円~1000万円 28.20% マス層
ロウアークラス 下流層 ~300万円 300万円以下 36% マス層

こちらは別の用語でアッパークラス、アッパーミドル、ミドルクラス、ロウアーミドルクラス、ロウアークラスといった用語で見ている表です。

 

こちらの表だと、年収800万円~2000万円がアッパーミドルで、準富裕層という対象となっていました。

 

色々と確認した結果としては年収2000万円以上あると富裕層とされるケースが多くなるそうです。

 

ということは前回富裕層の基準とした年収1000万円だとまだ富裕層とは言えないことにもなってきますし、年収800万円だと準富裕層というのもまた疑いが出てしまってきます。

 

ただ年収800万円を超えてくると明らかに中間層よりは上に位置してくるので、準富裕層といえる可能性は出てきます。

そして年収1000万円~2000万円の階層は富裕層と準富裕層が混在する層とも言えます。

なので、準富裕層の基準は確かに最低限の数値としては年収800万円であるとほぼ言い切っていいと思われます。

(※もちろん年収800万円未満でも金融資産保有額が5000万円以上のケースもあると思います。)

それ以上はそれぞれの人による条件によりけりですね。

 

ただ年収2000万円を超えてくると、どちらかというと富裕層の基準となってくるということになります。

 

■まとめ

 

 

今回は準富裕層の目安となる年収はどれくらいなのかということについて述べてまいりました。

 

目安としては年収800万円が最低限のところで、年収2000万円以上となると富裕層になってくる可能性が高くなるので、目安は年収800万円~年収2000万円となりました。

 

一応富裕層の年収の目安という記事で年収1000万円以上と述べていますので、年収1000万円~年収2000万円の範囲は富裕層と準富裕層が混合する層ということになります。

 

このように考えると、年収1000万円は富裕層の仲間と思いやすいところですが、確かに富裕層の仲間入りということも言えますが、まだ準富裕層との混合の層であるということなわけです。そう考えると富裕層はもちろんですが、準富裕層であっても決して到達するのは大変な道のりであるということですね。

 

今回は準富裕層の目安の年収ということを述べました。

 

ここまで読んで下さった方々に感謝を申し上げます。

 

ありがとうござました。

 

 

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