こんにちは、noriomiと申します。
今回のカテゴリーは「収入」です。
今回はアッパーマス層の年収の目安はいくら以上になのか?年収と金融資産額を比較して調査していきます。
宜しくお願いします。
■アッパーマス層の割合
ではまず準富裕層以上の割合を見ていきましょう。
超富裕層:8.4万世帯
富裕層:118.3万世帯
準富裕層:322.2万世帯
アッパーマス世帯:720.3万世帯
マス世帯:4203.1万世帯
合計 5372.3万世帯
となっています。
この中で超富裕層、富裕層、準富裕層、アッパーマス層を合計すると、1169.2万世帯となります。
合計5372.3万世帯から1169.2万世帯を割り算すると、、、
21.763490497%となります。
つまりおおよそ21.7%程の方がアッパーマス層以上ということになります。
アッパーマス層は5段階中下から2番目の層であるにもかかわらず全体の上位2割ぐらいに位置していないといけないということです。厳しいですね。
■年収の割合とアッパーマス層以上の割合を比較
では年収の階層別の割合を確認してみます。
アッパーマス層以上は全体の上位21.7%程でした。
では年収の上位21.7%程はどれくらいでしょうか!?
(※年収の割合が必ずしも世帯資産保有額とリンクするわけではないですが、一応分かりやすい目安の基準としてとらえています。)
ではこのグラフの中で一番上の年収2500万円以上から順に合計していきますと、、、、
年収600万円以上で上位19%程となりました。今回の上位約21.7%に近い数値となっています。
もし年収500万円以上となると上位28.6%になります。
ということは年収500万円~年収600万円あたりがボーダーラインとも考えられます。(※どちらかというと年収600万円寄り)
ただもし切よく考えるのであればひとまず年収600万円以上がアッパーマス層のラインと考えられるでしょう。
もし年収の割合だけを基準で考えると、アッパーマス層の年収の目安の基準は
年収600万円以上となります。
よく婚活などでも普通の生活を求める、、、という話がありますが、この普通の生活をするにはできれば年収600万円以上あるのが望ましいところです。
ただこの普通の生活がむしろアッパーマス層以上の基準になってくるとは厳しい世の中ですね、、、、。
■金融資産保有額
では年収600万円以上あればアッパーマス層といえるのでしょうか?
富金融資産保有額で確認していきましょう。
アッパーマス層は金融資産保有額が3000万円以上~5000万円未満となっています。
では以下の表を確認します。
年収別の金融資産保有額です。
今回は二人以上世帯の金融資産保有額で金融資産非保有世帯を含むを対象としていきます。
※とある金融資産保有額の表を引用させていただきました。
年収600万円あたりとなると、この表だと年収500万円~750万円未満の階層が対象となってきます。
では年収500万円~750万円未満の階層の金融資産保有額の平均値は、、、、1342万円となっていました。
この数値だとアッパーマス層の基準の3000万円をこえていません。。。
この表の数値だけで考えると年収600万円あったからと言って必ずしもアッパーマス層の基準をクリアしているとは言えないことが分かります。
年収1000万円~年収1200万円の範囲であっても金融資産保有額の平均値は2386万円となっています。アッパーマス層の金融資産保有額3000万円までもう一息といった金額です。
出は以下の別の表を見ていきます。
一般表現 | 意味 | 年収 | 純資産 | 割合 | その他(野村総研用語) |
超上流層 | 5億円~ | 0.10% | 超裕福層 | ||
アッパークラス | 上流層 | 2,000万円~ | 3億円~ | 2% | 裕福層 |
アッパーミドル | 中上層 | 800万円~2,000万円 | 5000万円超~3億円 | 16.80% | 準裕福層 |
ミドルクラス | 中間層 | 500万円~800万円 | 1000万円超~5000万円 | 17.10% | アッパーマス層 |
ロウアーミドルクラス | 中下層 | 300万円~500万円 | 300万円~1000万円 | 28.20% | マス層 |
ロウアークラス | 下流層 | ~300万円 | 300万円以下 | 36% | マス層 |
こちらは別の用語でアッパークラス、アッパーミドル、ミドルクラス、ロウアーミドルクラス、ロウアークラスといった用語で見ている表です。
こちらの表だと、年収500万円~800万円がミドルクラスで、アッパーマス層という対象となっていました。
もしかすると年収500万円台でもアッパーマス層である可能性はあるかもしれませんが、ひとまず年収600万円以上をアッパーマス層とします。
ただ、割合で計算すると、アッパーミドル(年収800万円~年収2000万円)の中上層までで上位18.9%となっています。
そして次のミドルクラス(年収500万円~年収800万円)を足すと上位36%となります。
どちらかというとミドルクラスの上位のほうでないとアッパーマス層の対象になってこないことになってきます。
ただ年収800万円以上あるとアッパーマス層以上の可能性はある程度高そうです。むしろ準富裕層の可能性も出てくるぐらいです。
ただ実際は年収1000万円以上であってもアッパーマス層に該当してない可能性もあったりします。
ただ年収の割合も同じ年収1000万円台であったとしても年収1500万円以上となると一気に割合が減ります。年収1000万円台であったとしてもおそらく8割ぐらいの方は年収1000万円~年収1500万円の範囲になっています。
なのであくまでもアバウトな予想になってしまいますが、年収1500万円以上になってくると割合もかなり減ってくるのでアッパーマス層のさらに上の準富裕層以上の可能性もある程度高くなってくると思われます。
以前準富裕層の年収の目安は年収800万円~年収2000万円と述べました。なのでアッパーマス層は若干下がるぐらいになるので、、、、
なので年収600万円~年収1500万円あたりがアッパーマス層のおおよその目安と考えられそうです。
■まとめ
今回は準富裕層の目安となる年収はどれくらいなのかということについて述べてまいりました。
目安としては基本的には年収600万円ぐらいからですが、年収1500万円あたりだと準富裕層の方脳性があるのでので、目安は年収600万円~年収1500万円となりました。
準富裕層のの時の目安は年収800万円~年収2000万円だったので、当たり前ではありますが若干下がる結果となります。
準富裕層 年収800万円~年収2000万円
アッパーマス層 年収600万円~年収1500万円
これはあくまでも目安にすぎませんのでこの範囲に該当されない方もいると思います。
そう考えるとアッパーマス層は下から2番目といっても実は結構基準は厳しめであることがわかりますね。
つまり大半は一番下のマス層に該当するということなのです。。。厳しい世の中ですね。。。
ただ諦めない気持ちをもって向上していきましょう。
今回はここまでとなります。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。