四工大の大学群の偏差値・就職・研究・年収・ランキングなどの序列を検証!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「学歴」です。

 

今回は大学群について述べていきます。

今回は四工大の大学群について調べていきます。四工大は関東地方の4つの有力理工系私立大学の大学群です。この大学群の偏差値や就職力・研究力・年収・大学ランキングの評価について述べていきます。

 

宜しくお願いします。

※こちらは全国の大学群の序列のまとめについての記事です。ぜひご覧ください。

 

■四工大とは

 

ではまず四工大とはというところです。

 

①芝浦工業大学

②東京都市大学

③工学院大学

④東京電機大学

 

 

になります。

理系の大学なので、どちらかというと文系メインの早慶やMARCHや日東駒専などのほうが有名になりやすいのですが、この四工大の実績も決して侮れませんのでぜひとも見ていきましょう。

 

◇芝浦工業大学

芝浦工業大学です。1927年創立。1949年大学設置。東京高等工商学校を設立したことが始まりとされています。

現在は工学部、システム理工学部、デザイン工学部、建築学部の4学部構造です。

豊洲キャンパス、大宮キャンパスの2つのキャンパスがあります。

工業大学なのでやはり基本は工学部が一番根幹に当たる学部で、機械、電気、電子、材料、化学、情報、土木、建築など幅広い学問領域を持っています。

システム理工学部は工学部と似たような環境ですが、あえていえばシステムというし仕組み全体を追求するシステム思考を重視しているそうです。

デザイン工学部は機械などの工学的要素に加えてデザインを意識してより立派にかっこよく美しく見せることを重視している学部です。工学部に芸術的要素を取り入れる学部です。

建築学部は文字通り建築学についてしっかりと勉強するところです。このように芝浦工業大学が工学的要素を持った学問をかなり幅広く学べれる環境にあります。

入試難易度でも理工系の中では早慶上理に次ぐぐらいに有力なところともされています。研究実績も就職実績もある大学です。なのでMARCHの大学群にも負けてないぐらいの勢いです。

特に四工大の中では一番難易度も高くまさに四工大のリーダー的存在といっても過言ではない大学になります。

 

◇東京都市大学

東京都市大学です。1929年創立。1949年大学設置。1929年に武蔵高等工科学校が創立されたことから始まります。その後1949年に武蔵工業大学を設立して、2009年に東京都市大学という名称に変わりました。

じつはこの大学もこの武蔵野高等工科学校の前は芝浦工業大学と同様、東京高等工商学校の学生や教授が中心となり設立されたようです。なので東京都市大学と芝浦工業大学はもともとは一緒だったということです。

世田谷キャンパス、横浜キャンパス、王禅寺キャンパスの3キャンパスとなります。

現在は、理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、都市生活学部、人間科学部、環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ科学部の8学部構造です。理工系の大学として誕生して現在も基本的には理工系をメインとしていますが、どんどん学部を増やしていった大学です。人間科学部という工学とはまた違う分野も増設して拡大しています。

工学だけでなくどんどん拡大して現在の規模にまで成長してきていますので、研究実績はなかなかのものですし、就職実績においても有名企業400社実就職ランキングで上位を獲得していますから就職も強い大学です。

 

◇工学院大学

工学院大学です。1887年創立。1949年大学設置。工学院大学の前身は1887年に創立された、工手学校が始まりとされています。創立という起源を考えると四工大では最も歴史がある大学になります。

現在は、先進工学部、工学部、建築学部、情報学部の4構造です。

キャンパスは新宿キャンパスと八王子キャンパスの2つになります。

工学院大学は2011年に建築学部を増設しました。この建築学部は日本で初めての建築学部とされています。もじどおり建築に関する学問や建築のデザインに関すること、まちづくりに関することなどがしっかりと学ぶことができます。

さらに工学院大学は2023年時点での調査ですが、四工大の中で唯一、航空学や宇宙学について学ぶことができます。先進工学部応用物理学科(宇宙理工学専攻)、機械理工学科(航空理工学専攻)の2つです。

全国的にも工学部系で航空学や宇宙学を学ぶことができる大学というのは数が限られていますので貴重な存在です。そのほかの学問についても領域が幅広く研究できる環境がしっかりと整っています。就職も研究もしっかりと整っている良い環境の四工大の一角の大学となります。

 

◇東京電機大学

東京電機大学です。1907年創立。1949年大学設置。1907年に創立された電機学校が起源とされています。

現在は、工学部、第二工学部、理工学部、未来科学部、システムデザイン工学部の5学部構造です。

キャンパスは東京千住キャンパス、埼玉鳩山キャンパス、千葉ニュータウンキャンパスの3キャンパスになります。

基本的には四工大の他の3大学と学問分野は似ていますが、システムデザイン工学部が魅力ある学部の1つとなっています。従来の工学にデザイン的要素を加えた学問をしたい学生が集まっています。(※芝浦工業大学にもデザイン工学部が存在します。)

その他未来科学部というまた新しい名称の学部も存在して建築、情報メディア、ロボット・メカトロニクスという未来に関連してくる学問を工学部から切り離して独立させた学問存在しています。

また理工系の大学ということもあるのでやはり就職には強いということと研究力にも優れいています。大学の名称通り東京電機大学という名称なので電気や機械にも強いのですが、そのほかの学問分野にも十分強い理工系の大学といえるでしょう。

 

◇偏差値

 

 

偏差値です。

四工大の偏差値についてです。

とある偏差値サイト3つを使用させていただきまして、それぞれの平均値を出してみました。

以下の通りになります。

大学名 偏差値① 偏差値② 偏差値③ 平均
芝浦工業大学 54.14 54.17 57.50 55.27
東京都市大学 49.58 50.43 54.41 51.47
工学院大学 55.32 56.25 56.80 56.12
東京電機大学 49.92 50.7 54.66 51.76

 

このようになりました。

このなかで一番平均値が高かったのが、工学院大学でした。これには意外でした。私個人では芝浦工業大学が1位だと思っていたのですが、今回の検証の数値では、第1位は工学院大学でした。

そして2位が芝浦工業大学でした。たまたま今回の検証がこのような結果だったのかもしれませんし、今後の動きでまた変化してくる可能性はあります。

第3位は東京電機大学でした。第4位は東京都市大学でした。

この東京電機大学と東京都市大学の偏差値の数値の差はほとんど誤差の範囲なのでほぼ同等ぐらいと考えてよいでしょう。

大きく分ければ

上位:芝浦工業大学、工学院大学

下位:東京都市大学、東京電機大学

このように分かれてくるといった結果になります。

 

 

第1位 工学院大学

第2位 芝浦工業大学

第3位 東京電機大学

第4位 東京都市大学

このような結果となりました。

 

◇就職力

 

就職力です。

四工大の就職力を見ていきます。

有名企業400社ベスト200にランキングした大学の実就職率を見ると以下の通りになります。

 

 

大学名 実就職率
芝浦工業大学 25.3%
東京都市大学 19.5%
工学院大学 17.3%
東京電機大学 16.0%

このような結果となりました。

このなかで頭1つ抜けているのが芝浦工業大学です。実就職率20%を超えているのはこの芝浦工業大学のみです。四工大の中でも抜群に就職に強いことがわかります。

2位は東京都市大学でした。偏差値では工学院大学の方が優勢でしたが、こうした有名企業就職では東京都市大学の方が上位に来ているのでまさに偏差値以上に就職に強いことがわかります。

3位は工学院大学でした。偏差値も上昇中で勢いのある大学です。

4位は東京電機大学でした。ただそれでも16.0%という数値なので決して低すぎるような数値ではありません。

やはり四工大はどれも侮れません。

第1位 芝浦工業大学 25.3%

第2位 東京都市大学 19.5%

第3位 工学院大学 17.2%

第3位 東京電機大学 16.0%

このようになりました。

 

◇研究力

研究力です。

科研費の新規採択件数で計測していきます。こういった分野は四工大は理系大学なので得意分野ですね。

大学名 新規採択件数 順位
芝浦工業大学 32件 126位
東京都市大学 34系 122位
工学院大学 23件 153位
東京電機大学 36件 116位

 

このようになりました。全体的にみると、大きく頭1つ抜けている大学は特にないですが、工学院大学がやや少ない印象になっています。

1位は東京電機大学でした。2位は東京都市大学でした。これら2つの大学は四工大の中では偏差値は芝浦工業大学や工学院大学と比較してやや後退するのですが、研究実績は東京電機大学と東京都市大学の方が件数が多い結果となりました。それだけ研究に力を入れていることがわかります。

3位は芝浦工業大学で、4位は工学院大学でした。もちろんある程度の新規採択件数があるので決して悪いわけではありませんがこのような結果となりました。

 

第1位 東京電機大学 36件

第2位 東京都市大学 34件

第3位 芝浦工業大学 32件

第4位 工学院大学 23件

 

このようになりました。

 

◇年収

 

年収です。

では平均年収がどれくらいなのかを見ていきます。

 

大学名 年収
芝浦工業大学 570万円
東京都市大学 560万円
工学院大学 479万円
東京電機大学 533万円

となりました。

この中では1位は芝浦工業大学でした。やはり四工大のエース的な存在だけあります。2位は東京都市大学出した。芝浦工業大学に近い年収の数値でなかなかの健闘ぶりです。3位は東京電機大学でした。こちらもなかなかの健闘ぶりです。4位は工学院大学でした。他の3大学と比較するとやや水をあけられた印象でした。一応年収の結果はこのようになりました。

 

以下のようになります。

第1位 芝浦工業大学 570万円

第2位 東京都市大学 560万円

第3位 東京電機大学 533万円

第4位 工学院大学 479万円

 

このようになりました。

 

◇世界大学ランキング

世界大学ランキングです。

四工大のランキングは以下のようになります。

大学名 スコア 順位
芝浦工業大学 61.5 28位
東京都市大学 41.3-42.0 141-150位
工学院大学 42.1-42.5 131-140位
東京電機大学 34.2-40.9 151-200位

となりました。

この中では芝浦工業大学が明らかに頭1つ以上抜けていますね。スコアも高く順位もかなり上位の方です。ダントツの1位です。

2位は工学院大学でした。芝浦工業を除く3校の中で飛び出ているわけではありませんが、やや優勢といったところでした。

3位は東京都市大学、4位は東京電機大学といった結果になりました。

 

このようになりました。

 

 

大学ランキング

第1位 芝浦工業大学

第2位 工学院大学

第3位 東京都市大学

第4位 東京電機大学

このようになりました。

 

□まとめ

ここまで偏差値、就職力、研究力、年収、大学ランキングの5つの項目を調べてきました。

出は最後に最終的な総合順位を出していきたいと思います。

今回四工大という大学群について調べました。関東地方の有力理工系私立大学たちです。

では偏差値、就職力、研究力、年収、大学ランキングの5つの項目のそれぞれの順位です。

大学名 偏差値 就職力 研究力 年収 大学ランキング 平均
芝浦工業大学 2位 1位 3位 1位 1位 1.6位
東京都市大学 4位 2位 2位 2位 3位 2.6位
工学院大学 1位 3位 4位 4位 2位 2.8位
東京電機大学 3位 4位 1位 3位 4位 3.0位

このようになりました。

今回の検証結果では1位は芝浦工業大学となりました。やはり芝浦工業大学は四工大のエース的存在とされていますので結果は1位というのはほとんどの方が納得だと思います。今回偏差値については1位という結果にはならなかったのですが、それでも就職力、年収、大学ランキングで1位を獲得でやはり優れた大学です。

2位は東京都市大学でした。偏差値こそ今回の検証結果では4位でしたが、それ以外は2位などある程度の結果を出していることから今回の順位となりました。実は結構実績が強い大学ということがわかりますね。

3位は工学院大学でした。偏差値としては高めの数値でしたが、研究力や年収で4位だったというところが響いてこの順位となりました。

4位は東京電機大学でした。研究力こそ1位で素晴らしかったのですが、それ以外が他の大学の方が優勢であったのでこの順位となりました。

 

では総合順位です。

 

総合順位

第1位 芝浦工業大学
第2位 東京都市大学
第3位 工学院大学
第4位 東京電機大学

このような結果となりました。

今回の四工大は有力理工系私立大学です。どの大学もよい大学ばかりです。なのでそれぞれ自分に合ったところを選ぶのが一番ですね。

 

今回は以上となります。

ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

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