大学の難易度序列で壁が大きいのはどこかを検証!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「学歴」です。

 

今回のテーマは大学の難易度序列で壁が大きいのはどこかということです。

 

東京大学を頂点として大学の序列ができていて、一番最後はボーダーフリーの大学まであります。ただそこである大学との境目が大きな壁であったりするところが生じてきます。受験生としてはなるべくはその壁を超えれた方が望ましいわけです。

では果たしてその大きな壁というのはどの大学群のレベル当たりなのかということを検証していきます。

 

宜しくお願いします。

 

以前大学難易度序列SSランク~Fランクまでの大学難易度序列の記事を書かせていただきました件とを参考にしながら述べていきます。

 

■大まかな大学の難易度序列

 

では大まかな大学の難易度序列を確認していきます。

 

大まかな難易度序列は以下のようになっています。

SSランク 理三・京医(超難関別格医学部レベル)

Sランク 東京一工レベル

Aランク 早慶・地方旧帝大レベル

Bランク MARCH・関関同立・中堅国公立レベル

Cランク 成成明学獨國武・地方国公立レベル

Dランク 日東駒専・産近甲龍・その他国公立レベル

Eランク 大東亜帝国レベル

Fランク その他私立大

 

おおまかにはこのようなレベル別の難易度序列になっていると思われます。

 

 

ではその難易度序列でどこの難易度と難易度の間の壁が大きいのかを調べていきます。

 

◇超難関別格医学部レベルと東京一工レベルの壁(SSランクとSランク)

SSランク(超難関別格医学部レベル)とSランク(壁東京一工レベル)の壁です。

このレベルは頂点クラスのレベル帯でかなりの頂上レベルの壁といえます。

基本的にSSランクは医学部専用のレベル帯なので就職においてはほぼ医学の道に進む方が多いです。なので就職においてはSSランクとSランクにおいてはそこまで大きな差は生じていません。もちろん医学部だから絶対的に医者の道と断言はできませんが、仮にそれ以外の道に進むにしても就職などのレベル帯は大きくは変わらないと考えられますのでそこまで大きな壁は生じていません。

 

ただし入試難易度という面ではかなり壁があります。基本的にSランクまで来れればかなりすごいことなのですが、SSランクはさらにそれを超越しているわけです。Sランクのトップに当たる東京大学であっても、理科三類だけ最低合格点が明らかに高いです。なので難易度としてもかなり違います。

通常東京大学だと理科三類以外に合格するのも決して楽ではありません。ただし理科三類を目指す場合はそれ以外の類に普通に合格できるぐらいの位置はとっくにクリアしていないといけないわけです。通常理科一類、理科二類に合格できるだけでもかなりすごいことですが、理科三類となるとまた更に勉強時間が必要となっています。なのでそれだけ多くの勉強時間を費やすことになりますし、かなりの天才でないとなかなか到達できないところでもありますので、入試難易度という面においてはかなりの壁があると考えていいでしょう。

 

◇東京一工レベルと早慶・地方旧帝レベルの壁 (SランクとAランク)

東京一工レベルと早慶・地方旧帝レベルの壁についてです。

東京一工は大学界の中で四天王といってもいいぐらいの難易度で早慶・地方旧帝レベルは東京一工に次ぐぐらいに位置する大学たちです。

ではこれらの大学に壁はあるのでしょうか?

まず難易度で言えば確かにこれらの間に差が生じているのである程度の壁は生じていると考えられます。実際受験科目も多い重量入試であります。もちろん地方旧帝も受験科目はある程度多いですが、より東京一工だと高度なことが求められます。

更に早慶は私立大学なのでその分受験科目が少なくそういった面では受験しやすい点があります。

就職実績においては私の主観では極端な大きな差はないと考えられます。有名企業400社の実就職率のパーセントを比較しても極端な差はないと考えらえます。

もちろん東京一工のほうが優勢ではありますが、極端な差が生じてくることはないと思われます。

その分研究実績ですが、やはり新規採択件数などを見てみると東京大学はずば抜けています。2位の京都大学と比較してもずば抜けています。さらに地方旧帝大や早慶と比較するとまた更に差が生じています。なので研究力では大きな壁があると考えられます。

なので結論としては難易度や研究力ではやはり大きな壁はあるのですが、就職力では極端な大きな壁はないといったところになります。

 

◇早慶・地方旧帝レベルとMARCH・関関同立・金岡千広・5S AランクとBランク

次は早慶・地方旧帝レベルとMARCH・関関同立・金岡千広・5Sの壁です。

これにおいてはまず難易度はやはり大きな違いがあるといわれております。実際予備校や塾でもMARCHレベルのコース、早慶レベルのコースとレベル分けされているぐらいなのでやはり難易度差が違ってきます。

確かにMARCHレベルになってくると基礎問題からある程度応用問題になってくるのですが、それに加えてかなり細かい詳細な部分まで問われてくることもあります。

実際早慶レベルに合格するにはMARCHレベルに達してからさらに半年~1年ぐらいの勉強量が必要ともいわれます。それだけ難易度は変わってくるということです。

そして就職ですがこれもやはり違ってきますMARCHレベルになればかろうじて学歴フィルターをクリアできるともいわれますが、これは辛うじて、、、というところであくまでもフィルターをクリアして土俵に入ったというだけであり、それですぐクリアというわけではありません。当然ながらMARCH以上の大学生はたくさんいるわけです。そうなるとどうしても早慶や旧帝大などの有名大学出身者のほうが優勢になりやすいのが事実です。

あと実際に就職実績でも特に早慶の就職実績は抜群の者があり、OB・OG数もかなりの数でつながりが分厚いです。MARCHももちろんある程度の実績はあるのですが、やはり早慶には及びません。中堅国公立レベルも地方ではある程度評価をされるのですが、やはり就職実績となると早慶や旧帝大には及びません。その点はどうしても致し方ないところです。

研究実績においても私立大学どうしであれば早慶とMARCHではやはり違いが出ています。

旧帝大と中堅国公立大学もどうしても実績の差があります。旧帝国大学というブランドを持っているかどうかはある程度大きな差が生じてきます。

早慶と金岡千広・5Sなどの中堅国公立大学の研究実績の差となるとある程度微妙なところにはなってきます。もし研究を重点に置きたいのであれば早慶よりも中堅国公立という選択肢もありかもしれません。

ただ難易度や就職面はやはりある程度差が出ているのが現状ですので全体的に壁は大きいと考えられます。

 

◇MARCH・関関同立・中堅国公立レベルの壁と成成明学獨協國武・5山 STARS BランクとCランク

MARCH・関関同立・中堅国公立レベルの壁と成成明学獨協國武・5山 STARSの地方国公立レベルですが、ここはずばり壁は大きいと思われます。

まず知名度においていえるのがMARCH・関関同立・中堅国公立レベルは結構知られていますが、成成明学獨協國武・地方国公立レベルとなると知名度の面においてどうしても不利になりやすいです。

難易度としてもちろん成成明学獨協國武のほうがMARCH・関関同立より難しかったという場合もあるのですが、基本的にはやはりMARCH・関関同立レベルのほうが問題のボリュームもあり難しいとされています。

国公立大学同士においては極端な難易度差は生じていないが中堅国公立大学においてはセンター試験でもできれば70%以上あることが望ましいが、地方国公立大学だと60%台でもある程度と折ることも多く、場合によっては50%台でも行ける可能性もあります。なので難易度でもある程度の差は生じています。

就職面ではなんといってもMARCHと成成明学獨國武は偏差値こそ多少の違いでも就職実績となるとやはり差が出ています。

有名企業400社就職ランキングのデータでもMARCHだと就職率も高いと20%を超えていたりして10%を切ることはほとんどない状態ですが、成成明学獨國武だと高くても10%を超える程度で、大半が10%を切っている状態です。

これは明らかに学歴フィルターがしっかりと働いていることが予想できます。

研究実績においては国公立大学においては5山、STARSでもそこそこの実績があるのですが、やはり金岡千広、5Sのほうがやや優勢な印象があります。

私立大学でもやはりMARCHと成成明学獨國武ではやはりMARCHのほうが優勢です。

なのでこのレベル帯の壁は就職でも研究でもかなり壁が大きいとされています。

 

◇成成明学獨國武・地方国立大学レベルと日東駒専・その他国公立大学レベルの壁

成成明学獨國武・地方国立大学レベルと日東駒専・その他国公立大学レベルの壁ですが、ここにおいては今までのレベル帯ほどの壁は感じない印象があります。

 

もちろん入試難易度においては成成明学獨國武・地方国立大学レベルのほうがやや優勢な印象があります。これらは偏差値50台後半ぐらいになってきますが、日東駒専などは偏差値50代前半ぐらいとなり、やはり難易度においては多少の差がある印象ですが、ただ偏差値60以上と偏差値60未満程の壁までは感じないところです。

さらに就職実績、研究実績などにおいてもそこまで大きな差が生じているわけではありません。ただそれでも全体的にはやや成成明学獨國武のほうが優勢です。なのでこのレベル帯の壁はそこまで大きな壁ではないということです。ただもちろん難易度で言えばワンランクでも上を目指すに越したことはないと思われます。

 

◇日東駒専・その他国公立大学レベルと大東亜帝国・摂神追桃レベルの壁

日東駒専・その他国公立大学レベルと大東亜帝国・摂神追桃レベルの壁です。

ここにおいては入試難易度においては多少差があるぐらいといったところでしょうか。入試問題もさすがにMARCHレベルになるとより難しい問題も出てきますが、このレベル帯になってくると全体的には基本的なレベルの問題が多いです。ただそれでも多少は日東駒専のほうが優勢な印象あります。

では就職面ではどうでしょうか。就職面では日東駒専レベルだと有名企業就職率でも5%を超える場合が多いです。ただそれでも10%を超えるのはなかなか大変なようです。

ただ大東亜帝国レベルになってくると5%をきってくる事が多くなります。中には有名企業就職率ランキングにランクインされない大学も増えてくることからやはり就職においては壁があると考えられます。

研究実績も新規採択件数も平均すると10件ぐらいの差が生じています。やはりもっと上位の有名大学と比較するとかなり差が生じていますが、それでもやはり日東駒専レベルと大東亜帝国レベルとなると多少の差があります。中にはランクインされない大学もあります。

日東駒専までのレベル帯はおおよそランクインされている印象ですが、大東亜帝国レベルになるとランクインされていない大学もちらほら散見されてしまうといったところになるのでやはりある程度の壁はあると考えられます。

 

◇大東亜帝国・摂神追桃レベルとその他私立大学レベルの壁

大東亜帝国・摂神追桃レベルとその他私立大学レベルの壁です。これにおいては入試難易度面では全体的には大きな差はない印象です。ただその他私立大学でもボーダーフリー大学レベルになると中学レベルの問題が出ると言事もあります。なのでそういったところになってくると多少の壁はあると考えられます。

あとよく学習塾・予備校などでも、大東亜帝国ぐらいまでのレベルの大学についてはある程度紹介されますが、大東亜帝国未満の大学だとあまり紹介されません。むしろその他というように省かれてしまうことが多いです。なので大東亜帝国レベルまでがその他というように省かれないラインといえます。そういった意味では大東亜帝国とその他私立大学との間の壁はある程度大きいといえます。

就職面でも大東亜帝国レベルだと有名企業就職率ランキングがちらほら散見される程度ですが、その他私立大学レベルになるとほとんど散見されない状態になってきます。なので就職においても他生の壁はあります。(※その他私立大学レベルの大学でも実は就職に強い大学はあるので一部例外はあります。)

研究実績でも就職と同じで大東亜帝国レベルだとちらほら散見されますが、その他私立大学レベルだと件数もかなり少なくなってきます。ランキングもかなり下位の方の順位に該当する大学が多く研究実績でも厳しい状態です。

 

 

その他私立大学の場合も細かく言えば上位~下位まであるのですが、全体的には大きくは変わらない傾向が多いので壁においてはここまでとします。

 

■まとめ

今回はそれぞれのレベルでどのランクで壁があるのかについて調べてまいりました。

 

結論としては、、、

・SSランクとSランクの壁(別格医学部と東京一工)

入試難易度のみ大きな壁があり、

就職 壁は無し

研究 壁は無し

 

・SランクとAランクの壁(東京一工と早慶・地方旧帝)

入試難易度 大きな壁があり、

就職は小さな壁があるぐらい

研究は大きな壁がある

 

・AランクとBランク(早慶・地方旧帝とMARCH・中堅国公立)

入試難易度 大きな壁があり、

就職も大きな壁がある

研究も大きな壁がある

 

・BランクとCランク(MARCH・国公立と成成明学獨國武・地方国公立)

入試難易度 大きな壁があり

就職 大きな壁があり

研究 大きな壁があり

 

・CランクとDランク(成成明学獨國武・地方国公立と日東駒専・その他国公立)

入試難易度 小さな壁あり

就職 小さな壁あり

研究 ある程度の壁があり

 

・DランクとEランク日東駒専・その他国公立と大東亜帝国)

入試難易度 ある程度の壁あり

就職 ある程度の壁あり

研究 ある程度の壁あり

 

・EランクとFランク大東亜帝国とその他私立)

入試難易度 ある程度の壁あり

就職 ある程度の壁あり

研究 ある程度の壁あり

 

このようになりました。

 

このようにしてみると、壁が大きいと感じるところは

AランクとBランク(早慶レベルとMARCHレベル)

BランクとCランク(MARCHレベルと成成明学獨國武レベル)

 

このレベル帯に大きな壁があるということがわかります。

AランクとBランク(早慶レベルとMARCHレベル)においては、BランクMARCHレベルぐらいからはギリギリ一流大学とみなされる場合もあるのですが、やはり真の一流大学でありエリートであるとなるとAランク以上とみなされる場合が多いです。

もちろんBランクであるMARCHレベルでも十分すごいことなのですが、Aランクは私立トップの早慶や各地域の頂点クラスに該当する旧帝国大学たちがいます。やはりブランド力がまた格別です。そういった意味でもこのAランクとBランク(早慶レベルとMARCHレベル)は非常に大きいと考えられます。

 

そしてBランクとCランク(MARCHレベルと成成明学獨國武レベル)ですが、こちらもまた壁が大きと考えられます。

やはりBランクであるMARCHレベルが先ほども述べたギリギリ一流大学とみなされるかどうかなのでこのランクまでが就職においての学歴フィルターをかけれやすい点であり、このBランク以上が高学歴とみなす場合が多いです。高学歴の称号を手にできるかどうかのところなので受験者数も多く受験激戦地帯ともいえるところです。メジャーな主要大学も多くそろっているのでこのBランクとCランクの壁も大きいと考えられます。

 

なのでもし受験生であればAランク、できればBランク以上を目指して頑張りましょう。

今回は以上になります。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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