こんにちは、noriomiと申します。
今回のカテゴリーは「学歴」です。
今回は大学群について述べていきます。
今回は金岡千広の大学群について調べていきます。金岡千広は旧帝大や筑横千に次ぐぐらいに難関の国立大学とされています。地方国立大学の中では有力な大学とされています。この大学群の偏差値や就職力・研究力・年収・大学ランキングの評価について述べていきます。
宜しくお願いします。
※こちらは全国の大学群の序列のまとめについての記事です。ぜひご覧ください。
Contents
■金岡千広とは
ではまず金岡千広とはというところです。
①金沢大学
②岡山大学
③千葉大学
④広島大学
になります。そして今回ですが特別に熊本大学を追加します。
⑤熊本大学
なぜこの熊本大学を追加するかというと、先に結論を言ってしまうと金岡千広のなかで千葉大学は頭1つ抜けだしているとよく言われます。千葉大学はむしろ上の大学群の筑横千も兼任しています。一方熊本大学も地方国立大学の中では有力とされていて、九州地方ではナンバー2大学とされていたりもします。
なので千葉大学の代わりに熊本大学を入れて、金岡熊広という大学群が存在したりもします。なので今回は熊本大学も追加していきます。宜しくお願いします。
◇金沢大学
金沢大学です。1862年創立。1949年大学設置。
1862年に今の石川県の加賀藩が種痘所を設置したことが起源とされています。
その後、様々な学校を統合させて現在の金沢大学に至ります。
現在は、人間社会学域、理工学域、医療保健学域、融合学域の4学域になります。4学域の中にかなり幅広い学問領域が属しております。もともとは学部制を持っていましたが、2008年から学域制に変わりました。
キャンパスは角間キャンパス、宝町キャンパス、鶴間キャンパスになりますが、基本的にメインは角間キャンパスです。もともとは金沢城の城跡付近にキャンパスがありましたが学部ごとに次々に移転して現在の角間キャンパスに位置しています。
金沢大学はなんといっても、もともと北陸帝国大学の構想を考えていましたが、結果としては帝国大学昇格には至りませんでした。結果的に北陸地方には旧帝国大学が存在しないので、その分北陸地方では金沢大学が旧帝国大学の代わりを担っている大学で、北陸地方のナンバー1大学として君臨しています。そのため地方国立大学の中ではやや優勢な立場にあります。なので北陸地方の就職においては抜群のパワーを発揮しています。ただ北陸地方でなくてもある程度の評価は得ていて、やはり標準的な国立大学よりはやや優勢な立場にあるのが世間の認識です。
北陸エリアで旧帝国大学の代わりを担う地方中枢大学の1つといえる大学になります。
◇岡山大学
岡山大学です。1870年創立。1949年大学設置。
もともとは岡山藩医学館を創立したことから始まります。その後さまざまな学校を統合させて現在の岡山大学に至ります。
現在は、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、農学部、グローバル・ディスカバリー・プログラムがあります。
キャンパスは津島キャンパスと鹿田キャンパスになります。
岡山大学は中四国地方では旧帝国大学が存在していません。なのでこの岡山大学と広島大学が旧帝国大学の代わりとされています。もともと中国帝国大学を設立しようとする案もあったそうです。結果としては旧帝国大学にまではならなかったそうです。
中四国地方の立ち位置としては広島大学にすぐ次ぐぐらいの立ち位置の大学とされています。ただ医学部は岡山大学の方が優勢とされています。なぜならもともと岡山大学は旧制六医科大学の1つとされていて医学部としての歴史は旧帝国大学に次ぐぐらいの歴史があります。なので医学部としての格式は中四国地方ではほぼトップクラスといっても過言ではありません。
基本的には岡山県の学生中心ですが、隣県の広島県や鳥取県、島根県、そして四国地方からも学生がきたり、さらには関西地方からも学生がきたりする西日本の中でもかなり有力とされている大学です。今後も広島大学とともに中四国地方を引っ張っていく大学とされています。
◇千葉大学
千葉大学です。こちらは筑横千の時にも出てきました。筑横千の記事の時にも述べたのですが、
1872年創立。1949年大学設置。
現在は、国際教養学部、文学部、教育学部、法政経学部、理学部、医学部、薬学部、看護学部、工学部、園芸学部の10学部構造です。
偏差値としては、千葉大学は筑横千の大学群の時にはどちらかというと筑波大学や横浜国立大学よりは後ろの立ち位置にいる印象でしたが、この金岡千広の大学群では偏差値ではトップに君臨する大学です。千葉県を地方として考えるのは微妙なところですが、地方国立大学の中では確実に頭1つ以上抜けだしていて旧帝国大学やそれにすぐ次ぐ筑波大学、横浜国立大学にすぐ準ずる立ち位置です。なので難関国立大学と中堅国立大学をつなぐ立ち位置の大学といえるでしょう。
今後も難易度としてはちょうどいい立ち位置として人気を出していく大学とされています。
◇広島大学
広島大学です。
1874年創立。1949年大学設置。もともとは1874年に創立された広島県にある白島学校というのが起源とされています。その後さまざまな学校が創立されて、昇格していくうちに1929年に広島文理科大学を設立されました。これがもとでよく筑波大学と広島大学は旧制文理二大学とされています。その後広島文理科大学を中心に様々な学校が統合されて広島大学となりました。
現在は、総合科学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、生物生産学部、情報科学部の構造となります。
キャンパスは東広島キャンパス、霞キャンパス、東千田キャンパスとなります。メインは東広島キャンパスです。
よく言われる話ではありますが、広島大学はメインの東広島キャンパスは広島県の都心になる広島市からは離れています。その分医歯薬の学部は広島市内にありますのでキャンパスの環境がある程度異なります。
広島大学は中四国地方の大学の中ではトップクラスとされています。岡山大学とは立ち位置としてもライバル関係になりますが、医学部は岡山大学の方が優勢ですが、そのほかの学部は広島大学の方が優勢とされていますので、総合的に考えると広島大学が中四国地方の代表大学といえるでしょう。今後も岡山大学と切磋琢磨して中四国地方を引っ張っていく大学とされています。
◇熊本大学
熊本大学です。1925年創立。1949年大学設置。もともとは旧制熊本医科大学が元となっているので旧制六医科大学の1つとされています。その後さまざまな学校を問う語させて現在の熊本大学に至ります。
現在は、文学部、教育学部、法学部、理学部、医学部、薬学部、工学部となります。
なんといっても経済学部が存在しないで法学部は存在しているのがこの熊本大学の特徴ともいえます。
キャンパスは黒髪キャンパスですが、地区が分かれており、黒髪北地区、本荘北地区、大江地区、と分かれております。
熊本大学は九州地方ではナンバー2の大学とされています。九州地方では九州大学が頂点に君臨していますのでそれに次ぐのがこの熊本大学です。
地方国立大学の中ではどちらかというと旧制官立大学だったということもあり、やや優勢な立ち位置にある大学ともいえます。そしてこの金岡千広の大学群では千葉大学が頭1つ以上抜けだしているので代わりに熊本大学を入れて金岡熊広とされたりもします。金岡千広の次の大学群とされる5Sとこの金岡千広の間ぐらいに位置するともいわれてまた絶妙な立ち位置です。
また一般入試に力を入れていますので特に理系学部では理科2科目が必要だったりもしますのでそこそこの重量入試だったりもしますのでやはりある程度難しい大学といえます。今後も九州地方を引っ張っていく大学の1つとして活躍されていく大学です。
◇偏差値
偏差値です。
金岡千広(金岡熊広)の偏差値についてです。
とある偏差値サイト3つを使用させていただきまして、それぞれの平均値を出してみました。
以下の通りになります。
大学名 | 偏差値① | 偏差値② | 偏差値③ | 平均 |
金沢大学 | 52.47 | 52.92 | 61.00 | 55.46 |
岡山大学 | 53.40 | 53.84 | 59.95 | 55.73 |
千葉大学 | 56.87 | 58.29 | 63.29 | 59.48 |
広島大学 | 53.58 | 54.43 | 61.00 | 56.34 |
熊本大学 | 51.50 | 52.48 | 59.25 | 54.41 |
このようになりました。
この中で第1位は千葉大学です。やはり他の大学と比較しても頭1つ以上抜けだしています。以前の筑横千の大学群の時は一番後ろの順位でしたが、金岡千広では首位になっています。さすがです。
第2位は広島大学でした。やはり中国四国地方の中でのナンバー1大学といっていいでしょう。
次いで第3位は岡山大学でした。中国四国地方では広島大学に次ぐナンバー2大学でしょう。正し医学部だけは中国四国地方の代表といってもいい大学といえます。
第4位は金沢大学でした。今回の調査では岡山大学と比較するとほとんど同じくらいでしたが若干だけ岡山大学の方が優勢だった結果となりました。
最後第5位は熊本大学となりました。金岡千広の中ではやや後ろの位置となっています。ただ熊本大学は理系の偏差値が多少低いのですが、入試科目数なども影響してるので本当はもう少しだけ難しいのではとも思いますが、今回の検証結果ではこのようになりました。
まとめると以下のようになります。
第1位 千葉大学
第2位 広島大学
第3位 岡山大学
第4位 金沢大学
第5位 熊本大学
このような結果となりました。
◇就職力
就職力です。
金岡千広(金岡熊広)の就職力を見ていきます。
有名企業400社ベスト200にランキングした大学の実就職率を見ると以下の通りになります。
大学名 | 実就職率 |
金沢大学 | 12.4% |
岡山大学 | 13.2% |
千葉大学 | 16.0% |
広島大学 | 13.9% |
熊本大学 | 14.0% |
このような結果となりました。
この中では千葉大学が第1位となっています。筑横千では横浜国立大学の数値が圧倒して思ったより目立たなかったのですが、金岡千広ではやはり優勢な立場になっています。
第2位は僅差ですが熊本大学でした。ついで第3位は広島大学、そして第4位は岡山大学、第5位は金沢大学となりました。
千葉大学がやや頭1つ抜けているところで他の大学はおおよそ同じぐらいになりました。
第1位 千葉大学 16.0%
第2位 熊本大学 14.0%
第3位 広島大学 13.9%
第4位 岡山大学 13.2%
第5位 金沢大学 12.4%
このようになりました。
◇研究力
研究力です。
科研費の新規採択件数で計測していきます。
大学名 | 新規採択件数 | 順位 |
金沢大学 | 311件 | 11.00位 |
岡山大学 | 304件 | 12.00位 |
千葉大学 | 243件 | 16.00位 |
広島大学 | 367件 | 9.00位 |
熊本大学 | 202件 | 20.00位 |
このようになりました。
この中では広島大学が第1位となりました。順位も10位以内になっていて研究実績が素晴らしいことがわかります。次いで2位は金沢大学でした。北陸地方ではやはり有力とされていることがわかります。僅差で3位は岡山大学で、そして意外なことに4位は千葉大学でした。なんと金岡千広の中で一番少ない新規採択件数が千葉大学で、そして熊本大学を追加すれば、第5位は熊本大学でした。千葉大学が4位は意外な結果となりました。
第1位 広島大学 367件
第2位 金沢大学 311件
第3位 岡山大学 304件
第4位 千葉大学 243件
第5位 熊本大学 202件
このようになりました。
◇年収
年収です。
では平均年収がどれくらいなのかを見ていきます。
大学名 | 年収 |
金沢大学 | 527万円 |
岡山大学 | 532万円 |
千葉大学 | 581万円 |
広島大学 | 554万円 |
熊本大学 | – |
となりました。
この中では千葉大学が第1位で首位となりました。やはり首都圏に位置する都道府県なので優勢な面はあると思われます。次いで2位は広島大学でした。中四国地方では最大の都市広島市が近いということもあるので広島大学となりました。第3位は岡山大学で広島大学に続く結果となりました。そして第4位は金沢大学でした。
そして最後ですが、第5位は熊本大学となりました。今回の検証では具体的な数値が判定できませんでした。なので申し訳ないのですが、この順位となりました。
第1位 千葉大学 581万円
第2位 広島大学 554万円
第3位 岡山大学 532万円
第4位 金沢大学 527万円
第5位 熊本大学 -
このようになりました。
◇世界大学ランキング
世界大学ランキングです。
金岡千広(金岡熊広)のランキングは以下のようになります。
大学名 | スコア | 順位 |
金沢大学 | 64.6 | 19.00位 |
岡山大学 | 64.0 | 21.00位 |
千葉大学 | 64.0 | 21.00位 |
広島大学 | 72.3 | 10.00位 |
熊本大学 | 60.2 | 31.00位 |
となりました。
まず第1位は広島大学となりました。広島大学はメインキャンパスの立地こそ優勢とは言えませんが、やはり施設がしっかりしているということが考えられます。なので研究実績でも大学ランキングでも上位となりました。
第2位は金沢大学でした。ここで2位を獲得です。金沢大学はどちらかというと他の項目では割と順位は後ろの方になりましたが、世界大学ランキングで2位は大健闘です。
第3位はなと同率で岡山大学と千葉大学が同じになっています。総合順位は無理やり順位を出すのですが、ここでは同じ3位同士とします。
第5位は熊本大学でした。金岡千広と比較するとやや後ろですが、それでも決して悪い数値ではないので大健闘だ音もいます。
大学ランキング
第1位 広島大学
第2位 金沢大学
第3位 岡山大学
第3位 千葉大学
第5位 熊本大学
このようになりました。
□まとめ
ここまで偏差値、就職力、研究力、年収、大学ランキングの5つの項目を調べてきました。
出は最後に最終的な総合順位を出していきたいと思います。
今回は金岡千広という大学群について調べました。おおよそ中堅上位ぐらいに位置する国立大学たちで地方では有力とされていたり地方の中枢大学となっている大学たちです。
では偏差値、就職力、研究力、年収、大学ランキングの5つの項目のそれぞれの順位です。
大学名 | 偏差値 | 就職力 | 研究力 | 年収 | 大学ランキング | 平均 |
金沢大学 | 4位 | 5位 | 2位 | 4位 | 2位 | 3.4位 |
岡山大学 | 3位 | 4位 | 3位 | 3位 | 3位 | 3.2位 |
千葉大学 | 1位 | 1位 | 4位 | 1位 | 3位 | 2.0位 |
広島大学 | 2位 | 3位 | 1位 | 2位 | 1位 | 1.8位 |
熊本大学 | 5位 | 2位 | 5位 | 5位 | 5位 | 4.4位 |
このようになりました。
なんと、、ここで意外な結果が出てしまいました。なんと総合順位では第1位は広島大学となりました。なんとあの千葉大学を超えてです!これは驚くべきことです!
もちろんもっと更に他の項目を詳しく調べていけばまた順位は変動する可能性はありますが、今回の検証ではわずかですが千葉大学よりも広島大学の方が優勢な立場となりました。
一般的には千葉大学は金岡千広の中では偏差値が頭1つ以上抜けて高いので印象としては千葉大学が首位に決まっていると思ってしまうところなのですが、様々な実績を考慮するとなんと広島大学の方が優勢であったということです。
この結果から考えられるのは広島大学こそ本当の実力を持った大学といえるでしょう。中四国地方ではトップの大学として君臨していますが、基本的には首都圏や関西圏と比較すると地方に位置するという印象を持っていますが、それであってもこれだけの結果を出せるこの広島大学はかなりの実力大学であり優れています。
第2位は千葉大学でした。私自身もついつい第1位は千葉大学に決まっていると思ってしまっていたのでこれは意外な結果となりました。確かに偏差値では千葉大学が確実に1位です。そしてさらに東京都に隣接しているのでほぼ首都圏に位置しています。偏差値としてももしかすると地理的な要因も考えられる可能性もあります。ぜひとも研究実績や世界大学ランキングを今後さらに向上してほしいものです。
第3位は岡山大学でした。就職力を除いてはほぼ3位でおおよそこの中で中位に位置していました。全体的な総合力はやはり広島大学の方が優勢となっていましたがそれでも中四国地方のナンバー2大学として今後も引っ張っていきそうです。
第4位は金沢大学でした。金沢大学も十分に優れた大学であり北陸地方では代表大学として君臨しています。ただどうしても日本海側なので地理的な意味では太平洋側に位置している大学の方が優勢であった結果となりました。
第5位は熊本大学でした。今回の検証結果では第5位となりましたがもちろん熊本大学も十分優れた良い大学だと思います。ただ全体的には金岡千広の後をついていく結果となっていました。ただ就職力だけは2位を獲得するという結果を出していました。金岡千広と比較するとやや劣勢なのかもしれませんが、その次の大学群5Sとの関係であれば十分有利な立場と考えられます。
今回はこのようになりました。
総合順位
第1位 | 広島大学 |
第2位 | 千葉大学 |
第3位 | 岡山大学 |
第4位 | 金沢大学 |
第5位 | 熊本大学 |
このような結果となりました。
この結果を見るとやはりどうしても千葉大学が1位ではないのかという意見を多くいただいてしまいそうです。これには批判をいただく可能性もあると思います。。。。
ただ今回の検証結果ではこのようになったことをご了承ください。逆に言えばそれだけ広島大学が優れた大学ということがわかりました。これはかなり意外な発見となりました。
今回は金岡千広(金岡熊広)についてでした。
国公立大学についてもまた述べていきますのでよろしくお願いします。
今回は以上です。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。