平均身長の伸びが止まっている原因は何かを検証!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「身長」です。

 

今回は平均身長の伸びが止まっている原因は何かということです。

 

昔に比べて平均身長は伸びてきました。しかし近年平均身長の伸びが止まってきています。

 

そこで今回はなぜ平均身長の伸びが止まってきているのかを検証していきます。

 

□平均身長の推移

 

ではまず日本人の平均身長の推移を見ていきましょう。

 

 

こちらは1951年~2021年までの男女の17歳時点の平均身長の推移です。

 

こうしてみると、1961年、1971年のころは平均身長の伸びの勢いが良いです。戦後の時代なので栄養が以前よりも摂りやすい状況にあることが考えられます。

その後も1981年も伸びてきています。ただしその後1991年ごろからほとんど停滞しています。

1991年の時点で17歳というと、1974年生まれに該当します。おおよそですがジュニア団塊世代ぐらいの年代となります。この辺りからほとんど現在と変わらずという状態になってきています。

 

1991年時点からほとんど変化していないとなると、1991年が平成3年に該当しますので、昭和時代まではどんどん成長して伸び率がよかったのに対して、平成時代に入ってからほとんど変わっていないことが考えられます。

おおよそ17歳時点で男性が171cm手前、女性が158cmぐらいとなっています。

おおよそここから進んでいません。

ではなぜ平成時代になったらほとんど変わっていないのかを考えてみましょう。

 

□平均身長が止まった理由

 

出は平均身長が止まった理由について考えてみたいと思います。

 

◇栄養の限界

まずこれは私個人の考えですが、栄養の限界があるのかと考えられます。

 

戦争のころは食べるものを入手するのも厳しい状況でした。

 

ただその後戦後は徐々に高度経済成長期となり、食べるものに困る時代ではなくなり、栄養も摂取しやすい時代となりました。

 

ただその後新たによりたくさん栄養になるものが摂取できるようになったかというと近年では特別何か変化することはない状態です。

なので栄養の摂取量がほとんど変わらずということもありほぼ平均身長は横ばいと考えられます。

 

 

◇睡眠不足

次に考えられるのは睡眠時間です。身長を伸ばすのに睡眠は絶対的に欠かせれません。

適切な時間に適切な量の睡眠時間を取ることが大事です。

日本は他国と比べると睡眠時間が足りないといわれます。

おおよそですが平均的には6時間から7時間ぐらいの睡眠をとっている割合が多いようです。

 

ただそれに対して平均睡眠時間が8時間以上取っている国もあります。睡眠不足は身長を伸ばすのことに対して遮ることになってきます。

 

そのこともあり睡眠時間が今後上昇していかないと平均身長が伸びていくことは難しいと考えられます。

 

◇運動不足

次に考えられるのはネット・スマホの普及で運動不足になっていることが考えられます。

 

近年インターネットの力によりさまざまなことができるようになりました。

そしてスマホの普及率は爆増して多くの方がスマートフォンを持っています。こうしたものがあることで個人で、外で遊んだりする割合が減っていき、運動不足になっていることが考えられます。

 

身長を伸ばすことにおいて運動量は欠かせません。なので運動量が少なくなってしまうことは身長の伸びに不利になりやすいです。

 

なので平均身長を伸ばすためにも本来はもっと外で遊んで体を動かして運動量を増やしていくことが大事だと考えられます。

 

 

◇出生時の体重

次は出生時の体重です。基本的に出生時の赤ちゃんの体重は3000g程、つまり3kgぐらいというところですが、これが近年未熟児で生まれてくるケースもあります。医学の進化で未熟児でも日数をかけて適切な医療を施せばそのまま生き続けれる時代になってきた点は良い事なのですが、未熟児で生まれてきたということはそれだけ体重が少ない状態で生まれてきているということです。

本来は母体に37周以上入っていることが望ましいのですが、それよりも前に生まれてくることによって体重が2500g未満、場合によっては2000g未満で生まれてくるケースもあります。どうしてもそこが生まれた時のスタートラインとなるとやはり3000g程で生まれてきた乳児と比べると成長に時間がかかってしまう点があります。

ただ早産になるかどうかばかりはその時になってみないとわかりません。基本的にこればかりは神のみぞ知るといってもいいのでしょう。ただ理想としてはなるべく正産期に生まれてくることが望ましいといえるでしょう。

 

◇早熟傾向

日本人は基本的に身長が伸びやすい時期が他国よりも早く訪れやすい傾向にあります。

早熟はつまり早めに身長が伸びてしまうということなので、晩熟の人よりも最終身長が低くなりやすい点があります。

昔よりも初潮を迎える年齢が早くなっていたりもしています。それだけ早く大人の体になろうとしてしまうということです。思春期が早く来るということです。これにおいては原因ははっきりとしたことがわかっていませんが、昔よりも食べ物が豊かな反面先ほども出てきましたがインターネット、スマートフォンなども普及してこうした普段の環境のどこかに早熟になる原因が隠されているのだと思われます。

 

□時代の平均身長の推移

 

では日本の昔の時代の平均身長の推移を見ていきましょう。

旧石器時代はデータがはっきりしていないので、縄文時代から見ていきましょう。

何と古墳時代ごろは縄文時代よりも平均身長が高くなってきています。ただそれ以降どんどん平均身長が低くなってきてほぼ明治時代ごろまで停滞していた状態でした。

しかしその後大正時代を超えて、昭和時代以降は平均身長はどんどん伸びて、現代にいたるところまで来ています。

それがまた近年もしかしたらわずかに平均身長が下がっている可能性もあるということです。

このように時代の変化を考えれば、平均身長が下がるというのは必ずしも理論上おかしなことではないということです。時代の変化によっては平均身長が下がることも考えられるということです。

昔の日本を見てみると江戸時代から明治時代ごろは平均身長がほぼ停滞状態でした。

ただそれが時代の変化で変わってきています。もしかするとちょうどいま現在が停滞期に入っている時期なのではとも考えられます。

これが今後社会全体を変えるような出来事が起こることでまた生活スタイルが変化してくる可能性があります。それにより平均身長が上がる可能性もあれば下がる可能性もあります。まだまだ未来は何とも言えませんね。

 

 

 

■まとめ

今回は平均身長の推移が止まっていることの原因について述べました。

 

大きく分ければ以下の通りとなりました。

・栄養の限界

・睡眠不足

・運動不足

・出生時の体重

・早熟傾向

 

 

このようになりました。

逆に言えばこれらを正しく補えば平均身長が伸びていくということです。

実際日本よりも平均身長が高い国はたくさん存在しています。

現在男性171cm程、女性158cmほどが平均身長ですが、まだまだこれが完全な限界というわけではありません。

伸びしろはまだまだあると思われます。成長期である方はぜひともこれらの平均身長が停滞している原因を改善していきましょう。そして成長期が終わった方は次の世代の方にぜひとも伝えていきましょう。

 

今回はここまでとなります。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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