MARCH・関関同立・その他同等レベル私立大学の難易度序列をランク分けして評価!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「学歴」です。

 

今回はMARCH・関関同立の大学群やその他同等ぐらいのレベルの私立大学の難易度序列を検証してこれらの中でランク分けをしていきます。

 

前回は日東駒専・産近甲龍・その他同等私立大学の序列でランク分けを行いました。(※成成明学獨國武・四工大も含む)そこで今回は日東駒専・産近甲龍より上の階層の大学群に当たるMARCH・関関同立やその他同等私立大学について検証していきます。

MARCH・関関同立やその他同等私立大学の位置関係や大学群として機能しているかなどを調べていきます。

 

宜しくお願いします。

■対象となる大学

では今回のテーマの対象となる大学を上げていきます。

MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)

関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)

これらの大学がまず代表格です。そのほか同等ぐらいと考えられるのは、、、、

学習院大学、

さらにもう少し上位になると、、、

上智大学、東京理科大学、国際基督教大学、

この辺りの大学です。

あと豊田工業大学です。こちらは全寮制で一部特殊な傾向はあるのですが、対象としたいと思います。

 

さすがにこのあたりぐらいのレベルの大学になってくると同等私立大学の対象となる大学の数が少なくなってきます。。さすがに国公立大学を混ぜてしまうとまた順位を出すのが難しくなってきてしまうので今回の対象は私立大学のみとします。

 

こうしてみると、豊田工業大学を除いては関東地方と近畿地方にしか対象となる大学が存在していません。地方の私立大学ではこのレベル帯まで到達できないことを実感させられます。

あと前回日東駒専・産近甲龍・その他同等私立大学の時に述べさせていただきました、偏差値52.0以上の大学も対象と致します。これらの大学も一緒に含めた方がMARCH・関関同立・その他同等私立大学とどれくらい違うのかがわかりやすいからです。

 

あとMARCH・関関同立よりさらに上位のレベルに当たる早稲田大学慶應義塾大学も今回対象に含めました。このぐらいのレベル帯になると基本私立大学で対象となる大学は医学部系の大学を除いてほぼありません。なので今回もう一緒に比べた方が、早慶とMARCH・関関同立がどれくらい離れているかもわかりやすいと思ったので、早稲田大学と慶應義塾大学も含めることにしました。あとは国際基督教大学も含めてみます。

では対象となる大学を偏差値順に並べます。

今回とある偏差値サイトを3種類比較しました。その平均を出しました。

以下の通りです。

順位 大学名 偏差値① 偏差値② 偏差値③ 平均
第1位 国際基督教大学 67 68 67.5 67.5
第2位 早稲田大学 66.61 66.76 65.57 66.31333
第3位 慶應義塾大学 66 67 65.83 66.27667
第4位 上智大学 61.44 61.88 61.16 61.49333
第5位 明治大学 60.7 61.37 60.6 60.9
第6位 豊田工業大学 60 58 62.5 60.16667
第7位 立教大学 59.63 60.81 59.42 59.95333
第8位 青山学院大学 59 60.9 58.6 59.5
第9位 同志社大学 58.71 59.11 58.56 58.79333
第10位 東京理科大学 58.2 58.18 57.44 57.94
第11位 法政大学 57.53 58.8 57.38 57.90333
第12位 中央大学 57.37 58.62 56.69 57.56
第13位 学習院大学 55.4 56.64 55.74 55.92667
第14位 武蔵大学 54.75 56 54.75 55.16667
第15位 関西大学 54.64 56.21 54.1 54.98333
第16位 立命館大学 54.8 55.87 53.92 54.86333
第17位 工学院大学 54 56.25 53.92 54.72333
第18位 関西学院大学 54 54.59 53.34 53.97667
第19位 芝浦工業大学 53.75 54.17 53.5 53.80667
第20位 國學院大學 53 54.28 53.78 53.68667
第21位 昭和大学 52.5 54.37 53.435
第22位 成城大学 52.75 54.67 52.67 53.36333
第23位 明治学院大学 52.14 54.18 52.7 53.00667
第24位 成蹊大学 52.4 53.66 52.5 52.85333
第25位 名古屋学芸大学 52.25 53.32 52.02 52.53
第26位 日本女子大学 52.28 52.95 52.25 52.49333

このようになりました。

 

この平均値の中の平均値は57.27となりました!

(※大東亜帝国の時の平均値は42.63、日東駒専の時の平均値は48.85でしたのでやはりMARCH・関関同立レベルはまた更に上位に君臨しております。)

こちらはあくまでも偏差値なので入試形式などによってはある程度前後してきます。入試形式によっては偏差値が高く出やすいところもあれば、逆に低く出やすいところもあります。おおよその目安として考えていただければと思います。

 

■対象となる大学をランク別に分けて解説

では今回対象となった日東駒専・産近甲龍と同等ぐらいの大学リストをそれぞれランク分けしていきます。

 

今回偏差値を2ずつで区切っていきました。

 

偏差値62.0以上

偏差値60.0以上~偏差値62.0未満

偏差値58.0未満~偏差値60.0未満

偏差値56.0以上~偏差値58.0未満

偏差値54.0未満~偏差値56.0未満

偏差値52.0未満~偏差値54.0未満

このようになります。

 

◆偏差値62.0以上

偏差値62.0以上のリストです。

順位 大学名 偏差値① 偏差値② 偏差値③ 平均
第1位 国際基督教大学 67 68 67.5 67.5
第2位 早稲田大学 66.61 66.76 65.57 66.31333
第3位 慶應義塾大学 66 67 65.83 66.27667

以上が該当します。

このレベル帯はMARCH・関関同立よりも上のレベル帯となります。むしろ早慶のレベル帯が該当してきます。

国際基督教大学は入試形式などが他大学と比較すると特殊性もあるので偏差値が高く出ています。基本的には早慶が私立大学のトップの双璧をなしていますが、国際基督教大学もレベル帯としては最上位クラスといっていいでしょう。

早稲田大学は私立大学のトップ大学です。近年一部の入試では共通テストを必須化しており、勢いを増しています。学部序列によって一は様々ではありますがブランド力はかなり強い大学といえます。

慶應義塾大学も早稲田大学同様私立大学のトップ大学です。就職パワーがかなり強く、他のレベル帯の私立大学と比較してもその強さは比較にならないぐらいに強い大学です。医学部も存在することで頂点クラスの大学です。

 

偏差値62.0以上は一部MARCH・関関同立の最上位レベルの学部やその他上智大学の学部も含まれる場合もありますが、基本的には早慶のレベル帯といっていいところでしょう。

 

◆偏差値60.0以上

偏差値60.0以上のリストです。

第4位 上智大学 61.44 61.88 61.16 61.49333
第5位 明治大学 60.7 61.37 60.6 60.9
第6位 豊田工業大学 60 58 62.5 60.16667

以上が該当します。

このレベル帯となるとMARCH・関関同立の最上位レベルとなります。もちろん学部によってはさらに上の偏差値のものもあるのですが、学部偏差値を平均した状態としてはMARCH・関関同立の最上位レベルになります。

上智大学はレベルとしてはMARCH・関関同立と比較すると頭1つ抜けだしています。ただ早慶と比較するとどちらかというとMARCH・関関同立レベル寄りとなっています。私立大学の中では早慶に次ぐ立ち位置の大学です。

明治大学は今回の検証ではMARCH・関関同立の最上位の平均偏差値となりました。なのでMARCH・関関同立を合わせた首位的存在といえるでしょう。

豊田工業大学は愛知県にある私立工業大学で文字通りトヨタ系列の工業大学で就職はかなり強いです。そして偏差値としても理工系私立大学の中ではかなり高い方です。レベル的にはMARCH最上位レベルとしても遜色ないといえるでしょう。

偏差値60.0以上は上智大学やMARCHの最上位ベル帯といえます。そして豊田工業大学も該当することから理工系私立大学としてはトップクラスといっていいでしょう。早慶に次ぐぐらいのレベル帯といえるところでしょう。

◆偏差値58.0以上

偏差値58.0以上のリストです。

第7位 立教大学 59.63 60.81 59.42 59.95333
第8位 青山学院大学 59 60.9 58.6 59.5
第9位 同志社大学 58.71 59.11 58.56 58.79333

該当は該当は以上です。MARCH・関関同立の上位レベルといえるでしょう。

立教大学はMARCHの上位グループに該当する大学で一昔前まではMARCHの中で偏差値的にもかなり有力候補ともいえる大学でした。現在もその力は健在でMARCH上位の存在感を出しています。

青山学院大学はMARCH上位グループの大学でキリスト教系でおシャレな大学とされていてとても華やかなイメージの大学です。

同志社大学は西日本私立大学ナンバー1候補の大学で関関同立の中で明らかに頭1つ以上抜けだしています。MARCH上位グループとも遜色ないぐらいのレベルです。

 

偏差値58.0以上のレベル帯はMARCH・関関同立の上位レベルでおおよそその代表格の大学たちが並んでいます。どれも人気大学で知名度も高い大学です。基本的にはこのレベル帯も一般的に評価は高いレベル帯です。

 

◆偏差値56.0以上

偏差値56.0以上のリストです。

第10位 東京理科大学 58.2 58.18 57.44 57.94
第11位 法政大学 57.53 58.8 57.38 57.90333
第12位 中央大学 57.37 58.62 56.69 57.56

これらが該当します。MARCH・関関同立の中位レベルといえます。

(MARCHの中ではどちらかというと下位レベル帯になります。)

東京理科大学は今回偏差値の検証としてはこのレベル帯となりましたが、本来はもう1つ、場合によっては2つ上のレベル帯といっていいぐらいです。なぜなら理系学部が基本なので偏差値がどうしても文系学部より低く出やすい傾向にあるので実質的な評価はもう1つ2つ上のレベル帯といえます。一般的には上智大学ぐらいのレベル帯に引けを取らないぐらいとされています。ただ今回の偏差値だけの検証としてはこの位置となりました。

 

法政大学はMARCHの一角です。MARCHの中では比較的入りやすいとされていますが、ただ大学全体で考えれば基本的には十分難関レベルの大学です。首都圏の大手企業の就職活動ではこのレベル帯の大学が学歴フィルターを突破できるかどうかといったところといえます。

中央大学は法学部が強い大学です。今回の検証ではMARCHの中では一番平均偏差値が低い結果となりましたが、おおよそは法政大学と同等ぐらいといえます。MARCHの中では中央大学とどうよう入りやすいとされていますが、やはりここも十分難関大学といえます。

 

偏差値56.0以上のレベル帯はMARCH・関関同立の中位レベルで学歴フィルターのボーダーライン上ともいえるところです。首都圏ではこのレベル帯以上を目指して受験を頑張っている受験生は多いといえます。

◆偏差値54.0以上

偏差値54.0以上のリストです。

第13位 学習院大学 55.4 56.64 55.74 55.92667
第14位 武蔵大学 54.75 56 54.75 55.16667
第15位 関西大学 54.64 56.21 54.1 54.98333
第16位 立命館大学 54.8 55.87 53.92 54.86333
第17位 工学院大学 54 56.25 53.92 54.72333

これらの大学が該当します。MARCH・関関同立の下位レベルとなります。

学習院大学はMARCHの先頭にGをつけてGMARCHとされるケースもあります。全体的にはMARCHには近い立ち位置ですがやや後ろになっている印象です。ただMARCHの1つ下の大学群である成成明学獨國武と比較すると優勢的な立ち位置の大学といえます。

武蔵大学は成成明学獨國武の大学群の一角で今回成成明学獨國武の大学群の学部平均偏差値では一番高い数値の結果となりました。実際は入試方式などがある程度影響しているのですが、現在のところ評価としては伸びている印象です。

関西大学は関関同立の大学群の一角で一昔前までは関関同立の中では一番平均偏差値が低いとされていました。関関同立の入り口的な立ち位置だったのですが、近年の印象では同志社大学にはさすがに及ばないところはありますが、関西学院大学や立命館大学と比較しても負けていないぐらいなところといえます。

立命館大学は関関同立の一角で、今回の検証では関西大学とほぼ同等ぐらいか次ぐぐらいの立ち位置となりました。やはり同志社大学には及びませんが、近畿地方の他の私立大学と比較すると難関大学といえるレベル帯の大学です。

工学院大学は四工大の大学群の一角で今回の検証では四工大の中で一番平均偏差値が高い結果となりました。実際は文系で例えるとMARCHには及ばないかもしれませんが、成成明学獨國武に引けを取らないぐらいと考えられます。

 

基本的には1つ上の偏差値56.0以上のレベル帯とそこまで大きくは変わりません。関西地方ではこのレベル帯がおおよそ学歴フィルターのレベル帯となってきます。ほぼ1つ上のレベルに近いぐらいでそれに近いぐらいのレベル帯です。

 

◆偏差値52.0以上

偏差値52.0以上のリストです。

第18位 関西学院大学 54 54.59 53.34 53.97667
第19位 芝浦工業大学 53.75 54.17 53.5 53.80667
第20位 國學院大學 53 54.28 53.78 53.68667
第21位 昭和大学 52.5 54.37 53.435
第22位 成城大学 52.75 54.67 52.67 53.36333
第23位 明治学院大学 52.14 54.18 52.7 53.00667
第24位 成蹊大学 52.4 53.66 52.5 52.85333
第25位 名古屋学芸大学 52.25 53.32 52.02 52.53
第26位 日本女子大学 52.28 52.95 52.25 52.49333

これらが該当します。MARCH・関関同立の最下位レベルとなります。

基本的にはこのレベル帯は成成明学獨國武の大学群レベルとされています。

関西学院大学を除いては日東駒専・産近甲龍の時の記事に載せているので文章は簡略化します。

関西学院大学は関関同立の大学群の一角で今回の検証では学部平均偏差値は一番低い結果となりました。一昔前までは関関同立では関西大学が一番下とされていたのですが、時代の変化が来ています。ただまだ今後の時代の変化によっては変動する可能性もありますので今後注目です。

芝浦工業大学は四工大の首位的存在ですが今回の検証では工学院大学の次となりました。

國學院大學は今回の検証では成成明学獨國武の2番手の平均偏差値となりました。

昭和大学は医療系メインです。今回の検証ではこのレベル帯となりました。

成城大学はおおよそ成成明学獨國武の平均的な立ち位置です。

明治学院大学は成成明学獨國武の中では規模が大きめです。おおよそはこのぐらいの立ち位置です。

成蹊大学は本来は成成明学獨國武の首位的存在だったのですが、今回の検証では学部平均偏差値は5番目となりました。

名古屋学芸大学は入試方式などの影響もありますが、今回の検証ではこの立ち位置となりました。

日本女子大学は今回の検証では東京女子大学や津田塾大学と比較して上の立ち位置となりました。

 

偏差値52.0以上のレベル帯は基本的には成成明学獨國武のレベル帯ですが、一部易しめの学部だとこのレベル帯に該当してくるところでした。

 

 

■まとめ

今回はMARCH・関関同立やその他同レベル帯の私立大学の難易度序列について検証しました。

結論としては

偏差値62.0以上

早慶レベル

 

 

偏差値60.0以上~偏差値62.0未満

MARCH・関関同立 最上位レベル

 

偏差値58.0以上~偏差値60.0未満

MARCH・関関同立 上位レベル

 

偏差値56.0以上~偏差値58.0未満

MARCH・関関同立 中位レベル

成成明学獨國武 最上位レベル

 

偏差値54.0以上~偏差値58.0未満

MARCH・関関同立 下位レベル

成成明学獨國武 上位レベル

 

偏差値52.0以上~偏差値54.0未満

MARCH・関関同立 最下位レベル

成成明学獨國武 中位レベル

 

 

となります。

基本的にボリュームゾーンは

偏差値58.0以上~偏差値60.0未満(MARCH・関関同立の上位レベル)

偏差値56.0以上~偏差値58.0未満(MARCH・関関同立の中位レベル)

偏差値54.0以上~偏差値56.0未満(MARCH・関関同立の下位レベル)

このあたり偏差値54.0以上~偏差値60.0未満に該当してくるといった結果となりました。あとはそれ以上それ未満がある程度該当してくるといった結果でした。

 

該当するところを以下の表にまとめます。

偏差値62.0以上 国際基督教大学、早稲田大学、慶應義塾大学
偏差値60.0以上~62.0未満 上智大学、明治大学、豊田工業大学
偏差値58.0以上~60.0未満 立教大学、青山学院大学、同志社大学
偏差値56.0以上~58.0未満 東京理科大学、法政大学、中央大学

 

偏差値54.0以上~56.0未満 学習院大学、武蔵大学、関西大学、立命館大学、工学院大学
偏差値52.0以上~54.0未満 関西学院大学、芝浦港工業大学、國學院大學、昭和大学、成城大学、明治学院大学、成蹊大学、名古屋学芸大学、日本女子大学

 

 

こうしてみるとMARCH・関関同立は一昔前までは偏差値60.0以上が普通ぐらいのレベルとされていました。今現在は偏差値60.0以上あるとMARCH・関関同立では上位レベルに該当してくるということです。それだけ現在の偏差値がどうしても下がっている傾向にあります。しかし早慶においては偏差値60代後半ぐらいをキープしています。早慶は昔と比べてもそこまで大きくレベルを落としていません。早慶とMARCH・関関同立の間でどうしても受験生の何らかの影響が出ているのではと感じさせられます。

 

今回は主要大学のみを載せています。

 

 

このレベル分けもまた年数がたてば当然変わってきます。個人的にはまたぜひ上昇してほしい気持ちです。せっかくのブランド力があるのでぜひ上昇してほしいです。

 

今回は以上となります。ここまで読んでくださった方々に感謝をも仕上げます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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