こんにちは、noriomiと申します。
今回のカテゴリーは「学歴」です。
今回は大学群について述べていきます。
今回は拓玉産大の大学群について調べていきます。拓玉産大は関東地方の大学群で、おおよそ大東亜帝国と同等ぐらいのレベル帯です。この大学群の偏差値や就職力・研究力・年収・大学ランキングの評価について述べていきます。
宜しくお願いします。
※こちらは全国の大学群の序列のまとめについての記事です。ぜひご覧ください。
Contents
■拓玉産大とは
ではまず拓玉産大とはというところです。
①拓殖大学
②玉川大学
③産業能率大学
④大正大学
になります。
レベル帯は大東亜帝国と同等ぐらいですが、どちらかというと大東亜帝国のほうが知名度が高くて拓玉産大はやや知名度が下がりますが、それでも関東地方のなかで受験者数も多い人気の大学たちです。
◇拓殖大学
拓殖大学です。1900年創立。1922年大学設置。1900年に設立された台湾協会学校が起源とされています。
現在は、商学部、政経学部、外国語学部、国際学部、工学部の5学部構造です。
文京キャンパスと八王子国際キャンパスの2つのキャンパスがあります。文京キャンパスは面積こそ大きくはありませんが、交通の便が良く古くから存在している歴史あるキャンパスです。八王子国際キャンパスは広大な敷地にあるキャンパスで自然が豊かで研究施設、スポーツの施設などがしっかりと整っています。
拓殖大学は歴史の長さで旧制大学の時代から存在しています。中でも商学部と政経学部は拓殖大学の看板学部的存在で古くからの歴史があり多くの卒業生が出ています。
更に外国語学部や国際学部があり国際的な学問にも力を入れており、留学制度もしっかり整っており、多くの国の留学生も学びに来ています。そのほか工学部もあり、機械、電子、情報、デザインも学ぶことができて幅広い学問領域を持っています。
学生数は2023年時点でおおよそ8000人ぐらいで5学部で大規模すぎず中規模からやや大きめぐらいの程よい規模感のだいがくで適している方には学びやすい環境です。
拓殖大学の知名度はそこそこ知られています。おそらく拓玉産大の大学群の中で一番知名度があるのはこの拓殖大学といってもいいでしょう。やはり長い歴史と伝統が大学だからこそであります。
◇玉川大学
玉川大学です。1929年創立。1949年大学設置。1929年に財団法人玉川学園を設置してそこから発展して現在の玉川大学に至ります。
文学部、農学部、工学部、経営学部、教育学部、芸術学部、リベラルアーツ学部、観光学部の8学部構造です。
キャンパスは東京都町田市にあり、玉川学園の学校や農学部や工学部の校舎も合わせたところにあり、敷地面積は59万㎡になります。
玉川大学は文系学部だけでなく、農学部や工学部のような理系学部も持ちさらに芸術学部まで幅広い学問領域を持つ総合大学となっております。
なかでも教育学部が目玉的存在です。もともとは1950年に設置された文学部教育学科が始まりでした。それが長い歴史を超えて2003年に教育学部に昇格しました。小学校や中学校の教員採用試験で多くの合格実績を出しています。
学部は8学部とやや多めですが、学生数は6000人ほどと中規模ぐらいの規模で、学生数はおおよそ男女半々ぐらいの割合です。(※女子のほうがわずかに多いぐらい)
なので男女ともに学びやすい環境にある大学となります。
◇産業能率大学
産業能率大学です。1942年創立。1979年大学設置。1942年に財団法人日本能率学校を設立したことから始まります。
現在は、経営学部、情報マネジメント学部の2学部構造です。
キャンパスは自由が丘キャンパス、湘南キャンパスの2つのキャンパスであと大学院が使用する代官山キャンパスがあります。
産業能率大学は大学設置は1979年なので一般的に他大学と比較するとどちらかというと歴史は浅い方になります。なので以前はあまりそこまで知名度もありませんでしたが、大学の授業を座学ももちろん行うのですが、実践を重視した授業を行ったり、企業出身者の教授も多いこともあり、グループワークやプレゼンテーションを行うことも多い環境です。ビジネスに直結した学問を学びやすい環境から近年人気急上昇中です。
偏差値も上昇傾向にあり、少なくとも大東亜帝国以上のレベル帯にまでは来ています。近年は知名度も上昇中なので実際多くの学習塾からも産業能率大学をお勧めする例もたくさん出てきていますので現在人気上昇中の注目のン大学です。
◇大正大学
大正大学です。1885年創立。1926年大学設置。仏教大学連合構想を提唱したことから始まり、1926年(大正15年)に発足しました。
現在は、社会共生学部、地域創生学部、表現学部、心理社会学部、文学部、仏教学部の6学部構造です。
キャンパスは巣鴨校舎があり、基本的にはこの校舎で学びますが、スポーツなどの施設を行う、埼玉校舎もあります。
基本的には文学部が基本となっていますが、文系学部メインの大学となっております。文学を中心により専門的な分野までしっかりと学べれる環境が整っています。
実際旧制大学時代から存在する大学で、拓玉産大の中では拓殖大学の次に長い歴史を持っています。それだけ多くの卒業生が社会に羽ばたいています。
就職先も建設業、製造業、情報通信業、マスコミ、卸売業、小売業、金融保険、などなど様々な分野で活躍していますので就職実績もしっかり出ている大学となります。
◇偏差値
偏差値です。
拓玉産大の偏差値についてです。
とある偏差値サイト3つを使用させていただきまして、それぞれの平均値を出してみました。
以下の通りになります。
大学名 | 偏差値① | 偏差値② | 偏差値③ | 平均 |
拓殖大学 | 39.56 | 41.06 | 49.76 | 43.46 |
玉川大学 | 44.44 | 45.98 | 50.10 | 46.84 |
産業能率大学 | 44.75 | 46.50 | 54.00 | 48.42 |
大正大学 | 40.39 | 41.15 | 52.50 | 44.68 |
このようになりました。
まずこの中で1位は産業能率大学です。学部数が少ないので平均値も高く出やすいところもあるかもしれませんが、以前よりも知名度も増して注目度も上がって大東亜帝国の大学群たちにも負けないぐらいのレベル帯になってきている勢いある大学です。
2位は玉川大学でした。玉川大学は教育学部の偏差値が高くそのことも影響して拓玉産大の中では偏差値が高めになりました。
3位は大正大学でした。特段偏差値が高い学部があったわけではなく、特に低すぎる学部があったわけでもなく、といったところでした。
4位は拓殖大学でした。おおよそは大東亜帝国レベルぐらいと括られることが多いのですが、現在の偏差値の状況としては大東亜帝国レベルの下位のほうになっている印象があるのでぜひとも上昇してほしいものです。
第1位 産業能率大学
第2位 玉川大学
第3位 大正大学
第4位 拓殖大学
このような結果となりました。
◇就職力
就職力です。
拓玉産大の就職力を見ていきます。
有名企業400社ベスト200にランキングした大学の実就職率を見ると以下の通りになります。
大学名 | 実就職率 |
拓殖大学 | 3.1% |
玉川大学 | – |
産業能率大学 | – |
大正大学 | – |
、、、、、、このなかで、拓殖大学のみ実就職率3.1%で190位にランクインしておりました。。。。ほぼギリギリのランクインでした。。。
しかし他の3大学はランクインしていません。これでは正しい順位は出せませんので他の面でも検証します。
「本当に就職に強い大学ランキング」トップ150校というランキングで今度は検証してみました。すると、、、
大学名 | 実就職率順位 |
拓殖大学 | – |
玉川大学 | – |
産業能率大学 | – |
大正大学 | 142位 |
今度は大正大学のみランクインです。、、、
しかしこれでもまた正しい判定ができません。さすがに判定できずではよくありませんので無理やりでも順位を出していきます。
少し前のデータですが、とあるサイトから有名企業実就職率ランキングを調べたら以下のようになりました。
拓殖大学・・・5.2%
玉川大学・・・5.2%
産業能率大学・・・6.1%
大正大学・・・データなし
このようになりました。こうしてみると、、、
拓殖大学・・・400社ベスト200は3.1% 有名企業就職率5.2%
玉川大学・・・有名企業就職率5.2%
産業能率大学・・・有名企業就職率6.1%
大正大学・・・実就職率順位142位
となっています。。。
一応私の主観も込めて順位を出します。。。。
1位は拓殖大学としました。400社ベスト200にも入っていて、有名企業就職率にもランクインしています。あと歴史がこの拓玉産大の中では一番長いので多くの卒業生が活躍しているからです。そのこともあり、拓殖大学を1位としました。
2位は産業能率大学です。有名企業就職率6.1%という数値を持ってました。近年実践的な授業も取り入れてより就職に力を入れています。もしかしたら将来はまた順位が変わるかもしれませんが、ここでは2位とします。
3位は玉川大学です。有名企業就職率5.2%という数値を出していることからこの順位にしました。
4位は大正大学です。実就職率順位はランクインしていましたが、有名企業就職についてはランクインしていないので今回この順位としました。
第1位 拓殖大学
第2位 産業能率大学
第3位 玉川大学
第4位 大正大学
このような結果となりました。
全体的に正式なデータを出しにくい大学群でした。。。。私の主観もかなりあります。。。その辺はご了承ください。。。
以上となります。
◇研究力
研究力です。
科研費の新規採択件数で計測していきます。
大学名 | 新規採択件数 | 順位 |
拓殖大学 | 11件 | 241位 |
玉川大学 | 11件 | 242位 |
産業能率大学 | — | – |
大正大学 | 7件 | 325位 |
このようになりました。
産業能率大学のみデータが発見できませんでした。拓殖大学と玉川大学は件数としては一緒なのですが、順位が1位分だけ違っていました。あとは大正大学がそれに続きます。
以下のようになります。
第1位 拓殖大学 11件
第2位 玉川大学 11件
第3位 大正大学 7件
第4位 産業能率大学 -
このようになりました。
◇年収
年収です。
では平均年収がどれくらいなのかを見ていきます。
大学名 | 年収 |
拓殖大学 | 462万円 |
玉川大学 | 446万円 |
産業能率大学 | 456万円 |
大正大学 | – |
となりました。大正大学のみデータがありませんでした。全体的にそこまで大きな差がある印象ではありませんでした。ほぼ同じぐらいですが、、、
1位は拓殖大学でした。歴史の長さと卒業生の多さからくるものだと思います。
2位は産業能率大学でした。歴史は拓玉産大の中で一番浅いのですが、実践的な授業を取り入れている影響もあり2位となりました。
3位は玉川大学でした。上2つの大学と比較してもそこまで大きな差はないのでほとんど同等ぐらいと考えてよいでしょう。
4位は大正大学でした。大正大学はどちらかというと文学部系をメインとしているので就職という点ではやや不利になる印象でしたのでこの順位となりました。
以下のようになります。
第1位 拓殖大学 462万円
第2位 産業能率大学 456万円
第3位 玉川大学 446万円
第4位 大正大学 -
このようになりました。
◇世界大学ランキング
世界大学ランキングです。
もう少し詳しく見てみます。古いデータを見てみると、、、2018年のバージョンですが、教育成果についてですが、
大学名 | スコア | 順位 |
拓殖大学 | 34.2-40.9 | 151-200位 |
玉川大学 | 34.2-40.9 | 151-200位 |
産業能率大学 | – | – |
大正大学 | – | – |
となりました。
拓殖大学と玉川大学が何とかギリギリランクインしていました。一応細かい順番としてはある資料に拓殖大学の方が1つ前に名前が載っていましたので拓殖大学を1位として、2位は玉川大学とします。
そうすると3位と4位ですが、これを何とか決めないといけません。とはいってもこの2つの大学のデータがなかなか見つかりませんでした。。。。
誠に勝手で大変申し訳ありませんが、私の独断と個人の偏見になりますが順位をつけさせていただきます。。。。。。。。
3位を大正大学、4位を産業能率大学とします。なぜかというとやはり歴史の長さと学部数の多さから大正大学を3位として産業能率大学を4位としました。
もちろん産業能率大学の学問もかなり素晴らしいと思います。ただ世界大学ラインキングという幅広い学問領域という視点で考えたときにどちらが妥当なのかということを考えた結果このようになりました。
これにおいては多くの方から納得いかない意見もあるかもしれません。それは重々承知しております。すいません。
このようになりました。
大学ランキング
第1位 拓殖大学
第2位 玉川大学
第3位 大正大学
第4位 産業能率大学
このようになりました。
□まとめ
ここまで偏差値、就職力、研究力、年収、大学ランキングの5つの項目を調べてきました。
出は最後に最終的な総合順位を出していきたいと思います。
今回は拓玉産大という大学群について調べました。関東地方で大東亜帝国にも負けないぐらいのレベル帯の大学群です。
では偏差値、就職力、研究力、年収、大学ランキングの5つの項目のそれぞれの順位です。
大学名 | 偏差値 | 就職力 | 研究力 | 年収 | 大学ランキング | 平均 |
拓殖大学 | 4位 | 1位 | 1位 | 1位 | 1位 | 1.6位 |
玉川大学 | 2位 | 3位 | 2位 | 3位 | 2位 | 2.4位 |
産業能率大学 | 1位 | 2位 | 4位 | 2位 | 4位 | 2.6位 |
大正大学 | 3位 | 4位 | 3位 | 4位 | 3位 | 3.4位 |
このようになりました。
1位は拓殖大学となりました。偏差値こそ一番下の順位だったのですが、それ以外の分野ではすべて1位となりました。研究力と大学ランキングは玉川大学とは僅差ではありましたがそれでも1位という項目を4つもとるというのは素晴らしいです。この拓殖大学こそまさに偏差値だけでは測れない大学といっていいでしょう。
2位は玉川大学となりました。全体的に2位と3位の順位でおおよそ拓玉産大を平均した結果となりました。
3位は産業能率大学でした。私の主観もあったのですが、偏差値や就職、年収などは拓玉産大の中では上位になっていましたが、まだ研究という点や大学ランキングという点はまだ弱点だったのかもしれません。今後歴史を重ねていくことでさらに強くなることを期待しましょう。
4位は大正大学でした。全体的に3位と4位だけの結果となりました。就職力と年収のところが弱点でありました。拓玉産大の中では歴史は2番目に長いのでぜひとも負けずに頑張ってほしいです。
総合順位
第1位 | 拓殖大学 |
第2位 | 玉川大学 |
第3位 | 産業能率大学 |
第4位 | 大正大学 |
このような結果となりました。
まさに拓玉産大の大学群の順番となりました。全体的には大東亜帝国にも負けていないぐらいのパワーだと思います。それぞれの大学の得意な分野もあれば苦手な分野もあるということを感じさせられました。
拓殖大学は就職や研究などはそこそこ実績がありますが、偏差値の数値が高く出ない
玉川大学は全体的には平均的な順位ばかりで可もなく不可もなく出下が、突出したものを感じない
産業能率大学は偏差値や就職、年収は強いのですが、研究や世界大学ランキングという点が弱点でした。
大正大学は研究力はやや強いかもしれませんが、偏差値、就職など全体的にパッとしない点でした。
これら4大学とも素晴らしい大学なのでぜひともそれぞれが負けずに頑張ってほしいです。
今回は以上となります。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。