こんにちは、noriomiです。
今回のカテゴリーは「収入」です。
今回は収入の中で年収の中央値ということに関してみていきます。
年収の中央値とは年収の額の順位がちょうど真ん中の人に当たるところを言います。
世間で言われている年収の中央値は350万円程といわれています。
では今回改めて本当に年収の中央値は350万程なのかを検証していきます。
Contents
■年収別割合
ではまず年収の中央値を確認する前に年収別割合を見ていきましょう。
以下の通りになります。
※こちらの年収別割合はあるサイトの内容を引用させていただきました。
このグラフを見る限り、年収が多い方ほど割合が少なくなっていますね。
ここで発覚してしまうのが、よく年収500万円程が中間層ぐらいの年収とされていて、年代にもよりますが、このぐらいが平均年収かと思われてしまうのですが、なんと平均年収500万円以下までの割合は71.4%となっています!
つまり約7割は年収500万円以下ということになります。まず年収の中央値どころか平均年収ぐらいとされる方は実は真ん中よりも上に位置していることが改めてわかりますね。
■年収の中央値を検証
では本題です。年収の中央値です。本当に350万円程になるのかを見ていきましょう。
まず中央値ということは100人いたら、50番目に当たる人のことになります。
つまり先ほどの年収別割合から50%の位置にいる方が年収の中央値に当たる方ということになります。
では改めて先ほどのグラフを見ていきます。
まず一番少ない額で分類されている年収100万未満から順番に足していくと、、、、
年収100万未満 8.7%
年収100万~200万 14.6%
年収200万~300万 16.3%
年収300万~400万 17.5%
ここまでで合計が、57.1%となりました。
なんと年収400万以下までで合計が57.1%ということなので、年収400万円以上の方はもうすでに年収の中央値を超えていることになります。
では年収300万円以下までになると39.6%となっています。
なんと約4割に近い方が年収300万円以下ということが改めてわかります。
なかなか厳しい世の中ですね。。。。
ということは
年収300万円以下で39.6%
年収400万円以下で57.1%
ということになります。
単純計算で39.6%+57.1%=96.7%÷2=48.35%
という結果になりました。
もしこの単純計算通りであれば
年収300万円以下で39.6%
年収400万円以下で57.1%
のちょうど真ん中は48.35%です。
48.35%ならおおよそ50%に近い数値です。
もしそうであればなおさら中央値が350万円ぐらいというのも納得できます。
実際さまざまな内容を確認しましたが、
例えば年収310万円台、年収320万円台、年収330万円台という細かく分けた年収の割合はさすがに見つかりませんでした。
なので、正式にどこが年収の中央値である50.0%の値になるのかということは厳密にはわかりませんが、先ほどの単純計算をした場合48.35%だったので、ほぼ50%に近いということで
結論的に、、、やはり年収の中央値は年収350万円程であったということです。
実際に年収の割合の内容は様々なデータがありますが、おおよそ大きな違いはないものとも割れますのでこのような結果となりました。
■まとめ
今回は年収の中央値は本当に年収350万円程なのかを改めて確認してきました。
実際正式な位置や正式な数値までは確認できませんでしたが、おおよそ年収350万円ぐらいになる事は改めて確認できました。
それと同時に年収400万円以下が57.1%の割合、年収300万円以下が39.6%の割合ということで結構多い数値であるということが分かります。
そして年収500万円以下となると71.4%なので結構多数の人の割合になります。
改めてですが、平均年収に到達している方というのは実は中央値を上回っていて、実は結構優秀な方になるということですね。
分かっているようなことではありますが、こうして改めて検証すると実際色々と実感させられますね。
今回は年収の中央値に関しての記事でした。
また今後も収入のカテゴリーの記事も書いていきますので、宜しくお願いします。