中間層の年収の目安はいくら以上なのか?年収と金融資産額を比較して検証!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「収入」です。

 

以前富裕層や準富裕層の年収の目安はいくらぐらいかという記事を述べました。

 

そこで今回は準富裕層の次に来る中間層の年収について述べてみたいと思います。

 

中間層の年収の目安がどのくらいなのかを調査していきます。

 

 

■中間層の割合

 

では中間層の割合はどのくらいなのでしょうか。

 

整体金融資産保有額で見てみましょう。

このなかに中間層という言葉は書かれていません。まずそれぞれの層の数を見ていくと、

 

 

超富裕層:8.4万世帯

富裕層:118.3万世帯

準富裕層:322.2万世帯

アッパーマス世帯:720.3万世帯

マス世帯:4203.1万世帯

 

合計 5372.3万世帯

 

となっています。

 

割合にすると、

超富裕層:0.156%

富裕層:2.202%

準富裕層:5.997%

アッパーマス世帯:13.407%

マス世帯:78.236%

 

ということになります。約8割弱はマス世帯ということになります。

となると厳しいようですが、割合的に考えても基本的に中間層はマス世帯という可能性が高いです。(※もちろん100%ではないことは存じております。)

 

では今度は年収別割合を見ていきます。

 

先ほどのマス世帯の割合である78.236%はどの年収層にまで来るかというと、

 

年収500万円~年収600万円までで全体の81%程になります。

 

なので、少なくともこの年収500万円~年収600万円までの範囲までであれば中間層までの可能性が高いということが分かります。

 

 

では次は、中間層の年収の上限と下限を見ていきましょう。

 

■中間層の年収の上限と下限

 

では中間層の年収の上限と下限についてですが、以前私は年収800万円以上が準富裕層の基準になると述べました。

 

そうなると逆に言えば年収800万円未満であれば準富裕層とは言えないという可能性が出てきます。それはつまり中間層ぐらいに該当してくるということです。

 

では基本的に年収800万円未満が中間層の上限とすると、年収いくらが中間層の下限に当たるのかということです。

 

では中間層の年収の下限を見ていきます。

 

まず上限が800万円、そして700万円以上はどちらかというと中間層と準富裕層の狭間の領域、となると、年収600万円、年収500万円あたりが中間層として濃厚な印象です。

 

そしてでは年収400万円以上となるとどうでしょうか。

 

今回の割合では、年収400万円未満の割合は57.1%ということでした。つまり逆を言えば年収400万円以上は上位42.9%あたりということになります。

 

このように考えるとおおよそ平均年収ぐらいの地帯とも考えれますので、年収400万円は中間層と考えてよさそうです。

 

では次です。年収300万円~年収400万円です。

 

この層になってくると意見が分かれてきそうですね。

 

年収300万円未満の割合は39.6%となっていました。

 

このように考えると、そろそろ立ち位置として微妙なところになってきています。

 

割合として考えても年収300万円~年収400万円はもっとも割合が多い層となっております。

 

実際年収300万円を下回ると、低所得という言葉が定義されています。そう考えると年収300万円を下回るとほぼ確実に中間層とは言えないところになってきます。

 

実際年収400万円以上だとある程度多くの割合から中間層とされるケースが多いですが、年収300万円以上だと結構微妙なところです。そして年収200万円台となるとほぼ確実に中間層より下という印象になっています。

 

このように考えると、一応中間層の下限としてギリギリ考えれるのは年収300万円になるでしょう。

 

しかし年収300万円も人の意見によっては中間層として認めない意見もある程度多いと思います。一応今回はギリギリ下限としていえるのはどこかということで考えれば、年収300万円が中間層のギリギリ下限であるということになります。

 

まとめると以下のようになります。

 

年収700万円以上~年収800万円未満・・・中間層上位

年収600万円以上~年収700万円未満・・・中間層中上位

年収500万円以上~年収600万円未満・・・中間層中位

年収400万円以上~年収500万円未満・・・中間層中下位

年収300万円以上~年収400万円未満・・・中間層下位

 

といったところです。このように考えると実質的な中間層としておおよそ異論が出ない範囲は年収400万円以上~年収700万円未満あたりというところではないでしょうか。ただ一応上限と下限までを含めるとこのようになるということになりました。

 

 

■まとめ

 

 

今回は中間層の年収がいくらぐらいなのかということを検証してまいりました。

 

その結果として中間層の上限は年収800万円未満、下限は年収300万円未満ということから、年収300万円以上~年収800万円未満といった範囲になりました。

 

ただあくまでも上限と下限なので、ボリュームゾーンとしては年収400万円以上~年収700万円未満あたりがまさに中間層の代表的なゾーンといってよいでしょう。

 

このようになりました。

 

過去に富裕層や準富裕層の目安の年収についても述べた結果としては

 

富裕層は最低年収1000万円以上、準富裕層は最低年収800万円以上となりました。

 

そして中間層はボリュームゾーンは年収400万円以上ですが、最低年収としては年収300万円以上となりました。

 

ただこれはあくまでおおよその目安なので人によって意見はある程度分かれてくると思われます。そのあたりはご了承ください。

 

今回はここまでとなります。ここまで読んで下さった方々に感謝を申し上げます。

 

ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です