超富裕層の年収の目安はいくら以上なのか?年収と金融資産額を比較して検証!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「収入」です。

 

今回は超富裕層ということをキーワードにします。

 

以前私は富裕層の年収の目安についての記事を書きました。

 

そこで今回は富裕層のさらに上に位置する「超富裕層」の年収の目安というものを検証していきたいと思います。

 

この超富裕層というのも人によって基準は変わってきますが、以前に述べた富裕層の年収の目安を基準に町富裕層の年収の目安を算出していきます。

 

■超富裕層の割合

 

では超富裕以上とされる方の割合を見ていきます。

 

 

一般的に世帯資産保有額が5億円以上を富裕層と言います。

 

では一応このピラミッドには全部で何生態がいるのかということを計算すると、、、

 

超富裕層:8.4万世帯

富裕層:118.3万世帯

準富裕層:322.2万世帯

アッパーマス世帯:720.3万世帯

マス世帯:4203.1万世帯

 

合計 5372.3万世帯

 

ではこの中で超富裕層は8.4万世帯

です。それを合計の5372.3万世帯から割り算していきます。

 

8.4万世帯 ÷ 5372.3万世帯 = 0.00156357612 という数値になります。

 

これを100倍すればパーセントが出てきます。

 

100倍した結果は、、、、

 

0.156357612%  となりました!

 

つまりおおよそ約0.15%ぐらいの方しか超富裕層はいないという計算になります!

 

富裕層でもかなりすごいのに町富裕層というのは気の遠くなるぐらいの基準ですね。

 

■年収の割合と富裕層以上の割合を比較

 

では年収の階層別の割合を確認してみます。

年収の割合と先ほどの超富裕層以上の割合0.15%とを比較していきます。

 

(※年収の割合が必ずしも富裕層の世帯資産保有額が1億円以上とリンクするわけではないですが、一応分かりやすい目安の基準としてとらえています。)

 

 

 

超富裕層というだけあって当然いうまでもなく一番上の階層の年収2500万円以上はほぼ確実かと思われます。

 

ただ年収2500万円以上となるとまたピンキリです。ではさらに詳しく見てみましょう。

 

 

所得階層 推定員※1 何人がこの階層以上の層に含まれるか 階層の割合
64,188,985人 100%
0円 ~100万円 8,980,476人 64,194,561人 13.99%
100万円 ~200万円 10,714,785人 55,214,085人 16.69%
200万円 ~300万円 9,457,520人 44,499,300人 14.73%
300万円 ~400万円 9,696,717人 35,041,780人 15.11%
400万円 ~500万円 8,077,321人 25,345,063人 12.58%
500万円円 ~600万円 5,580,712人 17,267,742人 8.69%
600万円円 ~700万円 3,564,458人 11,687,030人 5.55%
700万円 ~800万円 2,432,285人 8,122,572人 3.79%
800円 ~1,000万円 2,707,128人 5,690,287人 4.22%
1,000万円 ~1,500万円 2,027,382人 2,983,159人 3.16%
1500万円 ~2,000万円 515,669人 955,777人 0.80%
2,000万円 ~3,000万円 236,923人 440,108人 0.37%
3,000万円 ~5,000万円 122,696人 203,185人 0.19%
5,000万円 ~1億円 56,939人 80,489人 0.09%
1億円 ~2億円 16,213人 23,550人 0.03%
2億円 ~5億円 5,405人 7,337人 0.01%
5億円 ~10億円 1,237人 1,932人 0.00%
10億円 ~20億円 442人 695人 0.01%
20億円 ~50億円 206人 253人 0.00%
50億円 ~100億円 31人 47人 0.00%
100億円超 16人 16人 0.00%

 

 

こちらは私が以前年収1000万円以上の階層の詳細についての記事で述べさせていただいたものです。

では超富裕層の割合の目安は0.15%だったので、ここでの計算だと年収5000万円以上が上位0.15%ぐらいとなっています。そう考えると町富裕層の基準は人それぞれですが、最低でも年収5000万円以上はないと割に合わないのではと考えられます。

おおよそですが、年収5000万円以上~年収1億円までの範囲は富裕層と超富裕層の狭間ぐらいといったところでしょうか。

 

ただこれが年収1億円以上となると上位0.05%となります。ここまでこればほぼ確実に町富裕層といっても過言ではないでしょう。

 

そのように考えると

年収1000万円以上・・・富裕層の最低ライン

年収5000万円以上・・・富裕層と超富裕層の狭間

年収1億円以上・・・ほぼ確実に超富裕層ライン

 

このような結果となりました。

 

 

 

 

■金融資産保有額

中間層、準富裕層、富裕層の記事の時にも金融資産保有額がどれくらいなのかということを予想してきました。

こちらの表を対象に見てきましたが、今回のキーワードは超富裕層です。明らかにこの表に出ている基準を超えてきています。

では富裕層の基準についての記事では、

 

年収3000万円以上となると金融資産保有額の平均値は1億円を超えてくるのではと考えられます。

 

そのように考えると富裕層の基準とする金融資産保有額の1億円以上は年収2000万円~3000万円ぐらいが基準になってくると想定できます。

 

おそらく年収5000万円以上となるとほぼ確実に富裕層の基準を超えていると考えてよさそうです。

 

と述べさせていただきました。

ということは年収5000万円以上であれば果たして金融資産保有額で5億円以上を持っているのかというともちろんそういう方もいると思いますが、まだどちらかというと確率的には少ないのではと予想できます。

もちろん年収5000万円以上となれば、金融資産額も1億円以上の割合は増えてくると思うので、富裕層の基準はクリアと考えてよいですが、金融資産保有額5億円以上となるとまだなかなか壁が高い印象です。

 

このように考えると年収1億円以上となれば金融資産保有額も5億円以上の割合は増えてきそうです。

 

このように考えると超富裕層とほぼ確実に定義されるには年収1億円以上というところがおおよそ妥当と考えられるでしょう。

 

 

■まとめ

 

 

今回は超富裕層の基準について述べていきました。

 

富裕層と超富裕層の基準を相互しながら検証してきましたが、改めて富裕層からの基準を考えてみると、、、

 

年収1億円以上・・・超富裕層

年収5000万円~1億円・・・富裕層上位

年収3000万円~5000万円・・・富裕層中上位

年収2000万円~3000万円・・・富裕層中位

年収1500万円~2000万円・・・富裕層中下位

年収1000万円~1500万円・・・富裕層下位

 

このようになってきます。
(※これは私の個人の意見なので絶対的な指標ではありませんが、おおよその目安となります。)

 

なので今回の記事の超富裕層の基準は年収1億円以上となります。

 

かなり気の遠くなるような確率の中です。実際は小数点以下の確率なのでかなり上位中の上位であるということです。

それだけ超富裕層の基準は厳しいということですね。

 

今回は超富裕層の基準についての記事を述べました。

 

ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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