こんにちは、noriomiと申します。
今回のカテゴリーは「学歴」になります。
今回のテーマは秋田県の大学の難易度序列と位置関係についてです。
以前の記事で宮城県の大学の難易度序列・位置関係・ピラミッドの階層構造について!を投稿しました。
今回は5番目の都道府県は秋田県です。
東北地方の北東北地域にあたる都道府県でもあります。の1つです。秋田県は東北地方の日本海側にあたります。
秋田県の大学の難易度序列と位置関係・ピラミッドの階層構造について述べていきます。
Contents
■秋田県の大学
では秋田県の大学についてです。
秋田県にある大学は以下の通りになります。
・国立大学
秋田大学
・公立大学
国際教養大学、秋田県立大学、秋田公立美術大学
・私立大学
秋田看護福祉大学、日本赤十字秋田看護大学、ノースアジア大学
このようになります。なんと公立大学が県内に3大学もあります。これは東北地方の中では県内最多になります。
■秋田県の大学の難易度序列と位置関係
では本題です。
秋田県の大学の難易度序列と位置関係になります。
以下のようになります。
秋田県の場合ですが、難易度として一番上に来るのはなんと国際教養大学です。2004年大学設置とまだ新しい大学です。
通常各都道府県にある国立大学、秋田県で言えば秋田大学が本来は一番上に来るのが妥当なのですが、難易度を見ると国際教養大学が明らかに上です。
確かに秋田県の大学のリーダー格となるのは秋田大学といえますが、国際教養大学の存在が大きいので、秋田大学が絶対的な頂点とはいいがたいところです。
原則難易度としては国際教養大学、そして次は秋田大学という順番になります。
そしてそれらに次ぐのが、秋田県立大学と秋田公立美術大学です。秋田県立大学は2006年設置、秋田公立美術大学は2013年設置とどちらも歴史としては新しい大学です。
そしてそのあとに私立大学たちが来ます。秋田看護福祉大学、日本赤十字秋田看護大学、ノースアジア大学です。
秋田看護福祉大学は2005年大学設置、日本赤十字秋田看護大学は2008年大学設置、とどちらも新しい大学なのですが、ノースアジア大学は1964年大学設置となり、旧名は秋田経済法科大学です。秋田県では秋田大学の次に歴史が長い大学なのです。
こうしてみると、もともと秋田県は秋田大学1つから始まり、しばらくしたら秋田経済法科大学(現・ノースアジア大学)の2校だけでずっと来ていたのが、近年になって新設の大学がいくつか増えてきたということになります。
ここまでが秋田県の大学の位置関係になります。
■秋田県の大学の序列のピラミッドの階層構造
秋田県の大学の序列をもう一度階層別にそれぞれの特徴を述べていきます。
秋田県の大学は、第1階層から第4階層まであります。
こちらをピラミッドの階層構造にしました。
大きく分ければ上位層、中位層、下位層に分かれます。
★上位層
第1階層・国際教養大学
第2階層・秋田大学
★中位層
第3階層・秋田県立大学、秋田公立美術大学
★下位層
第4階層・秋田看護福祉大学、日本赤十字秋田看護大学、ノースアジア大学
このようになります。
◇第1階層
第1階層です。秋田県の大学で最も難易度が上とされる大学です。
該当するのが国際教養大学です。
本来は秋田大学がこの第1階層に該当するべき存在だったはずなのですが、ここでは国際教養大学が該当してきました。
国際教養大学は2004年大学設置と比較的新しい大学です。国際教養学部のみの単科大学となっております。もともとはミネソタ州立大学秋田校だった場所の跡地に現在のこくさっ教養大学が設立されました。
基本的に授業はで行われるもので、あとは1年間の留学が必須となっております。留学生も多く多くの国の学生が集まっており、語学を勉強することにおいてかなり適した大学といえます。
公立大学の中で純粋な難易度だけでみたらおそらくトップクラスもしかしたらナンバー1といってもいいかもしれません。難易度だけで見たら東北大学にも引けを取らないぐらい、かなり難しい大学といっていいでしょう。
第1階層は秋田県はもちろん公立大学の中でトップクラスの難易度を持ちます。東北地方の大学の中では別格な難易度を持つ大学が秋田県に所在しているということになります。評価としては全国的にもかなり高い評価となる階層の大学になります。
◇第2階層
第2階層です。
該当するのが秋田大学です。
秋田大学は本来の秋田県の代表大学といっていいでしょう。国際教養大学が出来上がる前は間違いなく秋田大学が秋田県代表でした。基本的には現在も代表格といっていいでしょう。教育文化学部、国際資源学部、医学部、理工学部の4学部構造で、理系が充実した大学といえるでしょう。中でも国際資源学部は現時点では日本唯一の学部であり、目玉的存在ともいえます。鉱物、資源、鉱山、石油や石炭などの資源エネルギーに関する学問を学べれる貴重な学部です。STARSという大学群に属していて国立大学の中ではどちらかというと難易度は易しめな方ですが、理系を中心にしっかりと学問を学ぶことができる、学問研究に優れた大学といえます。
第2階層グループは秋田県の代表格の秋田大学が該当します。理系を中心にしっかりと学問を学べたり研究ができる環境にある大学です。地方国立大学ではありますが、国際資源学部を持ちしっかりと光るところを持つ貴重な大学といえます。東北地方内でもある程度評価されていますが、地元秋田県での評価は高い階層といえるでしょう。
◇第3階層
第3階層です。
秋田県立大学、秋田公立美術大学
これらが該当しています。
秋田県立大学は1999年大学設置となり、立ち位置としては秋田大学に次ぐポジションの大学となります。システム科学技術学部と生物資源科学部の2学部構造で工学と農学の理系に力を入れた大学となります。地元秋田県で理系分野の学問や研究に力を入れている大学となります。
秋田公立美術大学は2013年大学設置とまだ歴史は浅い大学となります。東北地方で唯一の美術系公立大学となります。美術はもちろんですが工芸分野を合わせた学問領域を持つ大学となります。秋田県を支える美術系の学校として活躍していくことが見込まれます。
第3階層は秋田大学に次ぐポジションの大学たちです。秋田大学ほどではないのですが、地元ではそこそこの評価を得ている大学です。まだどちらかといえば歴史は浅い方ではありますが、地元秋田県で活躍する卒業生が今後増えていくと考えられます。
◇第4階層
第4階層です。
秋田看護福祉大学、日本赤十字秋田看護大学、ノースアジア大学
これらが該当しています。
秋田看護福祉大学は2005年大学設置とまだ歴史は浅い大学です。看護福祉学部のみの大学となります。学校法人はノースアジア大学と同じになっています。看護福祉学部の中に看護学科、医療福祉学科、社会福祉学科と分かれていて、看護福祉に関する学問において色々と揃えています。
日本赤十字秋田看護大学は2008年に大学設置となり、秋田看護福祉大学の3年後にできています。学校の母体が日本赤十字学園となっおり大学の隣が秋田赤十字病院となっているので看護学を学ぶのに最適な環境となっております。
ノースアジア大学は1964年に秋田経済大学という名称で誕生しその後法学部を増設して秋田経済法科大学となりましたが、2007年にノースアジア大学に変更されました。名称が印象に残りやすい大学でもあります。地元の公務員養成に力を入れている大学となります。
第4階層は地元秋田県に根付いた大学です。全国的には知名度は高いとは言えませんが、地元秋田県ではそこそこ活躍を出しています。今後の生き残りをかけて対策をしていくことが注目される大学たちとなります。
□まとめ
今回は秋田県の都道府県の大学について述べました。東北地方で唯一公立大学が3つ以上存在する都道府県であり、実はかなり難易度の高い国際教養大学が存在するということである意味ではかなり注目されたところともいえます。
秋田県は第1階層は国際教養大学、第2階層は秋田大学第3階層は、秋田県立大学、秋田公立美術大学、第4階層は、秋田看護福祉大学、日本赤十字秋田看護大学、ノースアジア大学となりました。
第1階層である国際教養大学は難易度の高さから秋田県はもちろんですが、全国的にも注目された大学でこうした大学が地方都道府県にあるというのはある意味かなり注目される大学といえます。
第2階層の秋田大学はまさに秋田県の代表格といっていいでしょう。今後も秋田県の代表格として活躍していくと考えられます。
第3階層の秋田県立大学、秋田公立美術大学は地元秋田県に根付いて秋田大学に次ぐポジションとして活躍していくことが見込まれます。
第4階層の秋田看護福祉大学、日本赤十字秋田看護大学、ノースアジア大学は難易度こそ決して高いとは言えませんが、それぞれの役割を果たして地元に根付いている大学となりました。
何度も述べるように秋田県は国際教養大学の存在が大きいと思われます。そのほか国際資源学部という全国で秋田大学にしか存在しない学部もあるということである意味で全国から注目れる都道府県の大学といえるところでした。
今回は以上となります。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
次は山形県です。ぜひご覧ください。