こんにちは、noriomiと申します。
今回のカテゴリーは「学歴」です。
私は以前大学の難易度序列を15段階にしてピラミッド構造で評価についての記事を書きました。
そこで今回は15段階のうちの上から6番目の階級である、「準難関レベル」の大学について述べていきます。
準難関レベルの大学の序列と評価と関係性について述べていきます。
宜しくお願いします。
■準難関レベルの大学とは
準難関レベルの大学ですが、文字通り難関レベルに準ずるレベルとなります。つまり難関ともいえる場合もあれば、中堅といえる場合もある、まさに難関と中堅の狭間といったところでしょう。
難関下位レベルまではどちらかというと難関層に当たりましたが、この準難関レベルからどちらかというと中間層になってきます。
今回の記事の定義では以下の大学になります。
5山(山形大学、山梨大学、富山大学、和歌山大学、山口大学)
岩手大学、茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、福井大学、香川大学、愛媛大学、長崎大学、鹿児島大学
小樽商科大学
京都教育大学、大阪教育大学、愛知教育大学
静岡県立大学、愛知県立大学、
成成明学獨國武(成蹊大学、成城大学、明治学院大学、國學院大學、武蔵大学)
※獨協大学はここにはまだ入っていません。
津田塾大学、関西大学
このようになります。
偏差値57.5以上に相当します。
◇準難関レベル大学の序列
では次に準難関レベル大学の序列になります。
以下のようになります。
上位:長崎大学、富山大学、和歌山大学、群馬大学、小樽商科大学
成蹊大学、関西大学、津田塾大学
中位:岩手大学、宇都宮大学、福井大学、香川大学、愛媛大学、鹿児島大学
愛知県立大学、
成城大学、明治学院大学、
下位:山形大学、山梨大学、山口大学、茨城大学
愛知教育大学、大阪教育大学、京都教育大学
國學院大學、武蔵大学
このようになります。
この中の代表は長崎大学になります。旧制六医科大学の一角であり、感染症学に強い大学とされています。難易度的には中堅国立大学の5Sとほとんど変わらないぐらいに位置しています。九州地方では九州大学、熊本大学に次ぐナンバー3的な九州地方国立総合大学として位置しています。
このレベルに該当する、ここで出てくる大学群として、5山という大学群です。
山形大学、山梨大学、富山大学、和歌山大学、山口大学の5大学です。
大学名のどこかに必ず山という文字が付きます。難易度としては中堅国立大学である5Sと下位国立大学とされるSTARSの間ぐらいに位置するといわれています。
この5山あたりが標準的な地方国立大学レベルといっていいでしょう。岩手大学、群馬大学、宇都宮大学、茨城大学、富山大学、福井大学、香川大学、愛媛大学、鹿児島大学といった地方国立大学が並びます。
その他小樽商科大学という北海道地方では北海道大学に次いで名門とも言われる大学が来ています。
基本的にこのレベル帯の標準的な国公立大学はほとんど難易度の差はありません。ただわずかながら差が生じているぐらいといった具合です。
私立大学においては成成明学獨國武(成蹊大学、成城大学、明治学院大学、國學院大學、武蔵大学)が出てきます。
※獨協大学はこのレベル帯に含まれておりません。
この中であえて言うのであれば成蹊大学がトップに位置しています。
そして2番手と3番手を競い合うのが、成城大学と明治学院大学になります。
そして4番手と5番手を競い合うのが、武蔵大学と國學院大學になります。
そして6番手である、一応は成成明学獨國武の中で最下位に当たるのが獨協大学ですが、難易度からすると準難関レベルよりはもう少し下回ってくるので、このレベル帯には含まれておりません。
あとは私立大学では関西地方の名門である関関同立の一角である関西大学です。
関西大学は関関同立の中での序列は一番最後になってきますが、それでも関西地方のブランド力の高い大学であり人気大学です。
難易度とブランド力を考えれば準難関レベルの中では上位に位置すると考えられます。
そして津田塾大学ですが、私立大学の中の女子大学の中ではトップクラスの難易度になります。
準難関レベルの大学をまとめると
長崎大学が代表としました。
そして5山の大学やその他標準的な国立大学などの大学が当たります。
そして成成明学獨國武ですが、
成蹊大学>成城大学=明治学院大学>=武蔵大学=國學院大學>>獨協大学
といった序列となります。
◇準難関レベル大学の評価
では準難関レベル大学の評価です。
大学によっては難関下位レベルとほとんど難易度に差がないぐらいのところもあれば、難関下位よりはやや下回る難易度のところもあります。
国立大学においては5Sと5山の差は若干5Sの方が優勢であるといったところですが、私立大学においては、GMARCHと成成明学獨國武とでは結構な差というか壁が生じている印象です。
やはり難易度はもちろんですが、知名度もかなり影響しており、大学の規模や学生数もGMARCHの方が多いということもあり、どうしてもGMARCHの方が優勢な印象です。
ただそれでもまだ大学全体のレベルからすれば中堅レベルよりは明らかに上に位置しているので世間的な評価は割と高めである傾向の方が多いです。
全体的に大規模である大学の数はどちらかというと少な目でありアットホームな印象であり雰囲気や相性が合えばかなり居心地の良い印象です。
就職においてはさすがに難関下位レベル以上の大学と比較するとやや劣る印象ではありますが、それでも決して悪すぎるということではなく、国公立大学においては地元での評価はかなり高い大学が多いです。地元で就職するのであればかなり有利といえるでしょう。
私立大学においてはGMARCHにはさすがに及ばないにしてもそれでもそこそこの就職実績を出していることもあるので決して侮れるわけではありません。
確かに難関下位レベルと比較すると全体的に壁が生じているところでもありますが、それでも十分に魅力のある大学がそろっているレベル帯と考えられます。
◇準難関レベル大学の関係性
では準難関レベル大学の関係性です。
準難関レベルの大学は5山が代表的でそのほか地方の標準的な国公立大学が揃います。
そして私立大学は成成明学獨國武が揃います。
これらのレベル帯の上に位置するのは5Sの国立大学や私立はGAMRCHや関関同立の中位~上位です。
逆に下に位置してくる大学はSTARSなどの下位国立大学です。そのほか成成明学獨國武の会の方の学部であったり、南山大学、立命館アジア太平洋大学などです。
全体的に私立大学が少なめの層でもあります。
先ほどの難関下位レベル大学の評価のところでも書きましたが、準難関レベルの大学は1つ上の段階で壁が生じている印象です。
ただどれも決して評判が悪い大学ということでもなく、どちらかというと評価が高めである傾向の方が強いです。
このレベル帯は難関レベルの評価を受けることもあれば中堅レベルの評価を受けるところもあり、まさに難関レベルと中堅レベルの狭間の領域とも言えます。
1つ上のレベルが激戦区で受験者層も多いためにその影に若干隠れてしまうところはありますが、どれもよい大学ばかりなのでぜひ検討するべきレベル帯の大学ですね。
■まとめ
今回は準難関レベルの大学について述べました。
改めてですが、該当する大学は5山、その他標準的な国公立大学、成成明学獨國武、関西大学、津田塾大学などです。
1つ上のレベル帯の存在感が強すぎてしまうために若干影に隠れてしまいがちですが、それでもある程度高い評価を得ている大学が多いです。
準難関レベルといっても場合によっては難関レベルと引けを取らない評価を得ている場合もあります。
全体邸にはまだ真ん中よりは上に位置しているためにある程度評価が高い大学が多いです。
中には学生数が多くて大規模な大学もありますが、どちらかというと中規模ぐらいで大きすぎず小さすぎずでそれなりに居心地のよい大学が多い印象です。
努力次第ではGAMRCHや5Sにも決して負けないぐらいな立ち位置であり、どれも魅力ある大学ばかりなので是非とも検討してみましょう。
今回は以上となります。ここまで読んで下さった方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。