青森県の大学の難易度序列・位置関係・ピラミッドの階層構造について!

こんにちは、noriomiと申します。

 

今回のカテゴリーは「学歴」になります。

 

今回のテーマは青森県の大学の難易度序列と位置関係についてです。

 

以前の記事で北海道の大学の難易度序列・位置関係・ピラミッドの階層構造について!を投稿しました。

今回は2番目の都道府県は青森県です。

東北地方の最北端の都道府県で北海道の次といえばやはり青森県でしょう。

青森県の大学の難易度序列と位置関係・ピラミッドの階層構造について述べていきます。

■青森県の大学

では青森県の大学についてです。

 

青森県にある大学は以下の通りになります。

 

・国立大学

弘前大学

・公立大学

青森公立大学、青森県立保健大学

・私立大学

青森大学、青森中央学院大学、柴田学園大学、八戸学院大学、八戸工業大学、弘前医療福祉大学、弘前学院大学

 

 

このようになります。さすがに北海道と比較すると大学の数は少なくなります。大学の歴史は弘前医療福祉大学が2002年設置と、2024年時点では一番は新しい大学となります。

それ以外は歴史としては長いわけでもなく短いわけでもなくといった大学が多くなっています。

 

 

■青森県の大学の難易度序列と位置関係

では本題です。

青森県の大学の難易度序列と位置関係になります。

以下のようになります。

 

 

 

青森県で頂点に君臨するのは弘前大学です。現時点では青森県唯一の国立大学となります。

難易度としては青森県でトップの大学といえるでしょう。青森県は大学の数としてはどちらかというと少ない方になってきます。弘前大学は基本的には地方国立大学とされていますが、青森県の中ではしっかりと権威を出しているといえます。

北海道の時の北海道大学ほどの旧帝国大学のようなブランド力はないですが、東北地方では有力な大学の一角といえます。

 

弘前大学に次ぐグループは青森公立大学青森県立保健大学の2つの大学です。どちらも公立大学です。青森公立大学は1993年に大学設置で青森県立保健大学は1999年に大学設置となるのでどちらかといえば比較的新しめな大学といえます。

なので青森県はこれらの2つの公立大学ができるまでは弘前大学が圧倒的な存在感を放っていたともいえます。(※もちろん現在でも弘前大学が青森県の中で圧倒的な存在感を放っています。)

さすがに弘前大学には及びませんが、青森県の中の数少ない国公立大学なので青森県の中ではそこそこのブランド力を持っています。どちらも国公立大学の中では易しめとされているのでどうしても国公立大学に入りたいという学生にとっては最後の砦的な存在の1つともいえます。

全国的には決して知名度はありませんが、青森県というエリアにおいてはそこそこのパワーを発揮する大学のグループといえるでしょう。

 

最後のグループは私立大学たちです。青森大学、青森中央学院大学、柴田学園大学、八戸学院大学、八戸工業大学、弘前医療福祉大学、弘前学院大学です。

 

偏差値としては全体的に易しめな領域に入る大学たちです。基本的に偏差値はどれもほとんど同等ぐらいなのでとりわけどこかの大学が突出しているというわけではありませんでした。基本的にはどれも同等ぐらいとなっています。

青森県の私立大学では青森大学が私立大学の中では歴史としては一番長く学部数も4学部ほどあるので代表的な位置になっています。ただし偏差値としては青森県の他の私立大学と比較して突出しているというわけではないので絶対的な私立大学の代表とも言い難いところです。もし今後偏差値が上がることがあれば青森県の私立大学の絶対的な代表といえるところです。

次いで1年後に柴田学園大学ができています。そのあとにできたのは、八戸工業大学と弘前学院大学です。このあたりがある程度昔から青森県の私立大学として地元を支えてきた大学といえます。

その後八戸学院大学ができて、青森中央学院大学と弘前医療福祉大学は比較的歴史としては新しい方の大学といえます。

 

ここまでが青森県の大学の序列です。前回の北海道に比べると大学の数が少ないので構造図としては国立大学→公立大学→私立大学となっていてある程度シンプルといえるでしょう。

 

 

■青森県の大学の序列のピラミッドの階層構造

 

 

 

青森県の大学の序列をもう一度階層別にそれぞれの特徴を述べていきます。

青森県の大学は、弘前大学を頂点として第1階層から第3階層まであります。

こちらをピラミッドの階層構造にしました。

 

大きく分ければ上位層、中位層、下位層に分かれます。

 

★上位層

第1階層・弘前大学

 

★中位層

第2階層・青森公立大学、青森県立保健大学

 

★下位層

第3階層・青森大学、青森中央学院大学、柴田学園大学、八戸学院大学、八戸工業大学、弘前医療福祉大学、弘前学院大学

 

 

このようになります。

 

◇第1階層

第1階層です。青森県の大学のピラミッドの階層構造で頂点に君臨します。

該当するのが弘前大学です。

弘前大学は青森県弘前市に所在しています。青森県の県庁所在地は青森市で、通常各都道府県に配置されている国立大学は県庁所在地の都市に所在していることがほとんどなのですが、弘前大学は県庁所在地の都市ではないのでその点は珍しい大学ともいえます。

もともと県庁所在地は弘前の方だったともいわれます。その後青森市の方に県庁所在地の座を譲ったわけですが、大学だけは弘前のまま残ったようです。それにより青森県の代表大学は弘前市に所在しております。

学部は人文社会科学部、教育学部、医学部、理工学部、農学生命科学部となっていて5学部なのでおおよそ中規模クラスの大学です。

青森県をはじめとした東北地方出身の学生が多いのですが、北海道地方出身の学生も多い大学となっています。先ほども述べたのですが、青森県にある公立大学はどちらかといえば歴史的には比較的新しい方です。それに対して弘前大学は1949年から設置されていたので、約40年ぐらいは青森県では弘前大学1強という状態でずっとここまで来ました。現在でもまさに青森県の中の1強ともいえます。

青森県をはじめとした東北地方出身の学生が多いのですが、北海道地方出身の学生も多い大学となっています。青森県を引っ張っていく存在の大学といえるでしょう。

 

第1階層である弘前大学は基本的に青森県というエリアであればトップに君臨するので青森県での就職はかなり有利といえるでしょう。もちろん外のエリアに出ればさらに上には上がいるのですが、青森県で活躍して引っ張っていきたいという受験生やあるいは他県の受験生がどうしても国立大学に入りたいが地方国立大学の方が合格しやすいということで狙ってくる受験生もいます。青森県を基盤として他県も受け入れている大学といえるでしょう。

◇第2階層

第2階層です。青森県トップである弘前大学の次に来る階層です。

該当するのが青森公立大学、青森県立保健大学です。

ブランドとしては弘前大学には及びませんが、公立大学ということもあり、青森県の中では弘前大学に次ぐぐらいのブランド力を持つグループです。

青森公立大学は1993年設置でどちらかといえば歴史的には新しい方に当たる大学で、経営経済学部のみの大学となっています。国公立大学の中でも難易度としては易しめであるので、国公立大学受験者にとっては最後の砦的存在の1つの大学ともいえます。青森市に位置していますが、青森市の都心から少し離れた郊外に位置する大学となっています。森林などの自然豊かなキャンパスの大学です。

青森県立保健大学は1999年に大学セットとなる比較的新しい大学です。健康科学部のみの大学で、看護学科、理学療法学科、社会福祉学科、栄養学科から構成されて、医療系をサポートする学問においては幅広い領域を抱えているといえます。学生は8割ぐらいは女子学生というぐらい女子学生が多い大学となっています。

 

 

第2階層グループは第1位階層である弘前大学には及びませんが、かといって第3階層に該当する私立大学よりはそこそこ評価されている大学ともいえます。青森県の地元の受験生の多くが第1階層はできなくても第2階層は合格しようと狙っている受験生も多いです。今後このような公立大学が新たに出てくるか注目です。

◇第3階層

第3階層です。青森県の私立大学たちです。

青森大学、青森中央学院大学、柴田学園大学、八戸学院大学、八戸工業大学、弘前医療福祉大学、弘前学院大学

これらが該当しています。偏差値としては易しめである傾向にあるので入試を突破するのは比較的難しくはありません。知名度としては地元では知られているといったところになります。

青森大学は青森県の私立大学の中では代表的存在です。

先ほどのも述べたのですが、1968年大学設置と青森県の私立大学の中では一番歴史が古い大学になります。更に学部も総合経営学部、社会学部、ソフトウェア情報学部、薬学部の4学部構造なので学部数も現時点では青森県の中では一番多いです。これでもし偏差値が他の青森県の私立大学より突出していたら確実に青森県の代表私立大学と英るのですが、偏差値としては他の青森県の私立大学とほぼ変わりません。もしこれで偏差値がもう少し高ければもう1つ階層が増えた構造になっていたのではと思われます。

せっかく歴史も青森県の私立大学の中では長く、学部数も多いのでぜひとも青森県の代表的私立大学の座をしっかりと確立してほしい大学です。

 

青森中央学院大学は経営法学部と看護学部の2学部構造です。ずっと経営法学部のみで来たのですが、2014年に看護学部を設置して新たな路線拡大につながっています。青森市のそこそこ大きな道路の近くに面していることもあり、バスでのアクセスはそこそこといえます。1993年大学設置なので歴史こそ青森大学には及びませんが、存在感としては青森大学にも負けていない大学といえるでしょう。

柴田学園大学は1969年に東北女子大学として誕生して2021年に柴田学園大学に名称を変更しました。青森県の私立大学の中では2番目に歴史が長い大学となります。男女共学化をして学生を集めてい頑張っている大学です。

八戸学院大学はもともと1981年に八戸大学として誕生して商学部のみの単科大学でしたが、2013年に八戸学院大学に名称を変更しています。現在はビジネス学部、健康医療学部、地域経営学部の3学部構造です。青森県の2番手都市を支える私立大学となっています。

八戸工業大学は青森県の中では四番目に歴史が長い大学です。工学部と感性デザイン学部の大学で、工学だけでなく芸術系のデザインを生かした学問も学ぶことができます。八戸学院大学と同様に青森県の2番手都市を支える理系大学です。

弘前医療福祉大学は2002年に短期大学としてスタートして、2008年に四年制大学を設置した、2024年時点で青森県では一番新しい大学となります。看護や保健を生かした学問を学ぶことができる大学です。

弘前学院大学は1971年大学設置で青森県の私立大学では3番目に歴史が長い大学です。文学部、社会福祉学部、看護学部の3学部体制で青森県の中では中規模クラスなのでそこそこの存在感を出しています。もともとは女子大学だったのを1999年から男女共学化して生き残りをかけて頑張っている大学です。

 

ここまでが第3階層の大学です。基本的に偏差値という面では決して高い部類とは言えないところです。おおよそどれも同じくらいの偏差値となります。歴史や規模から考えれば青森大学が一番候補としてはふさわしいと言いたいところなのですが、あとからできたほかの大学も負けていません。今後この中から何か突出する特徴を持つ大学がさらに活躍できると考えられます。

□まとめ

今回は青森県の都道府県の大学について述べました。

青森県は全部で3階層の構造となりました。シンプルに第1階層は国立大学、第2階層は公立大学、第3階層は私立大学となりました。

第1階層である弘前大学は全国的には有利な立場といえるかどうかは微妙なところではありますが、青森県というエリアにおいてはやはりある程度優秀とされて有利な立場になっています。そのほか第2階層のグループの公立大学たちも弘前大学ほどではないですが、地元ではそこそこ評価されている大学でした。

第3階層は私立大学ばかりですが、1つ1つの大学を見るとそれぞれに個性がありました。偏差値こそ突出した存在の大学は現在のところいませんが、こうした中から突出した何かを得ることができた大学ができたときに青森県の代表的私立大学の座を確立するといっていいでしょう。なので今後青森県の土の私立大学が、この第3階層の中で確実な代表の座をつかみ取るのかが注目となります。

青森県となると通常は東北地方というように大きく括られてしまうことが多いのですが、こうした1つの都道府県だけに集中して考えてみるとそれぞれの大学の魅力や特徴を感じてきますね。

今回は青森県の大学について述べました。ここまで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

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